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ココ、クックーgoreyさんおよび呱々さんでの一箱古本市、楽しく終了。呱々さんはくらしの古道具とうたっているだけあって、手の出しやすい値段で、センスのいい古道具が並んでいた。台湾や中国から買い付けてこられたという品々も。四十代と思われる女性店主としばらく雑談しながら品物拝見。この古そうな鳩笛を求めた。鳩・・・とは思うが、いわゆる鳩笛とはかなり形が違っているし、釉の色合いも渋い。さていったいどこのものだろう。素焼きの感じは江戸時代くらいにはさかのぼれるようにも思うが・・・わからない。割れているので安価であった。 #
by sumus2013
| 2019-03-16 20:51
| コレクション
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組版造形 白井敬尚京都dddギャラリー第219回企画展 組版造形 白井敬尚 2019年01月12日(土)~03月16日(土) こちらも某氏に教えられて(やっぱりチラシは持ってました!)、最終日も迫っているので、あわてて出かけた。白井氏のこれまでの仕事、および白井氏の敬愛する、あるいは影響を受けたデザイナーたちの書物(ヘルムート・シュミット、清原悦志、ヤン・チヒョルト…)を、ヒラだけでなく見開きでズラリと展示し、組版の美しさをじっくり楽しめるという企画。 小生も時折、組版を頼まれることがあるが、これは本のデザインのなかではもっとも難しい仕事。読みやすさをまず考えなければならないし、新味も出したい。ページ数との戦いもある。凝り出したらキリはない(自分で出す雑誌や本は組版もあれこれ試みるが、結局、初期設定がいちばん読みやすかったりする、ガッカリである)。そのブックデザイナーにとってはいちばんの苦心のしどころを作品として一堂に展示するというのもdddならでは。 近年ではデザイン雑誌『アイデア』の一連の書物関連特集号をはじめとして、八〇年代(出品リストによれば一九八七年が最初期の作品、チック・コリア『ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス』[自主制作]、これがじつに渋くて好きだ)からの、あれも、これも、それも、白井氏の作品だったかと、会場を徘徊しながら、みょうに納得することしばしばであった。 ほう、と思ったのは子供時代に読んでいた今江祥智・宇野亜喜良『海の日曜日』(実業之日本社、一九七一年版)のエピソード。 《小学生時代、夏休みの読書感想文課題の推薦図書だったのが『海の日曜日』。 それが今江・宇野コンビとの出会いであった。『子どもの本の海で泳いで』は、その宇野氏からいただいた1本の電話から始まった。》 そして『子どもの本の海で泳いで』が白井氏のデザインで刊行された。こういうことって嬉しいものだ。
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by sumus2013
| 2019-03-13 17:25
| 古書日録
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マイ・ブックショップこんな映画来てるよ、と教えてもらった。そういえばチラシ持ってたな、と思って取り出してみた。タイトルからしてそそられる映画である。 《1959年のイギリス、海辺の小さな町。戦争で夫を亡くしたフローレンスは、それまで一軒も書店がなかった町に夫との夢だった書店を開こうとする。保守的な町でそれを快く思わない町の有力者ガマート夫人の嫌がらせに遭いながらも何とか開店にこじつける。レイ・ブラッドベリの「華氏451度」など、先進的な作品を精力的に紹介し、書店は物珍しさで多くの住民がつめかける。だがガマート夫人の画策により、次第に経営が立ち行かなくなっていく。フローレンスの味方は40年も邸宅に引きこもっている読書好きの老紳士ブランディッシュ氏だけ――。》
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by sumus2013
| 2019-03-13 16:41
| おすすめ本棚
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DADAダダに関する本を最近二冊買った。左が、ケネス・クウツ-スミス『ダダ』柳生不二雄訳(PARCO出版局、1980年6月15日二刷)。右は『ダダ展カタログ』(児玉画廊、1989年10月30日〜11月25日)。後者は先日の海月文庫さんにて。児玉画廊は大阪市西区江戸堀、金光教玉水教会のすぐ南側の瀟洒なビルにあった。大久保英治さんの個展などを見るために何度か通ったことを思い出す。当時は加藤義夫氏がマネジャーで意欲的な展示を続けていた時代である。ただ、神戸に住んでいたので、そう頻繁に訪れたわけではなく、このダダ展も見ていない。このカタログをめくってみると、う〜ん、見ておきたかった。手前は同展の案内状。 左の『ダダ』はよく出回った啓蒙書。安価な本だ。それにしても100円は・・・と思って買ってみると、おやおや線引きが鬼のようにあった! 全部で二十ページくらい。これぞというところにメチャ引き。 本文アート紙に固めの鉛筆だから無理かもと思いつつ、消しゴムをかけてみた。せっせっせと三十分くらいかけて線引きと格闘、なんとかすべてやり終えた。まずは、ぱっと見、そう目立たないくらいには抹消できた。印刷の文字まで薄くなっては困ると思ったのだが、それほどでもなく、ひと安心。ところが、一箇所だけ、赤いボールペンのマークがあって、これは消せない。ガックシ。 この一ページ分の消しゴムのカスです・・・やれやれ。以下、拙ブログのダダ関連記事をリンクしておく。 ダダ新聞『DADA100』 Dada. Zürich, New York, Paris, Berlin, Köln, Hanover TZARA chronique zurichoise 1915-1919 #
by sumus2013
| 2019-03-12 20:14
| 古書日録
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1961 瀧口修造昨日、『えびな書店古書目録 書架』126(えびな書店、二〇一九年三月)が届いてビックリ。表紙および巻頭から十二頁が瀧口修造の水彩画で占められていた! 瀧口が一九六一年に買ったスケッチブック、そこに描かれた44点の水彩とインクによる作品がその後の瀧口の創作活動の出発点となった。それがまるごと一冊、しかもバラで売られている・・・これはまとめてちゃんとしたところが買って欲しいが、そうもいかないのがこの世界である。
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by sumus2013
| 2019-03-11 20:01
| 雲遅空想美術館
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