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航空輸送禁止ドサリ、と届いたレターパック。わが家は京町家の例にもれず、郵便受口が玄関脇の壁にうがたれている。開口部にバネ式のフタがついているタイプだ。レターパックくらいまでならスッと入るが、穴はタテに開いているので、内側に落ちたときに、どうしても跳ねるのだ。内側には幅三十センチほどの棚がある。開口部から棚まで十センチほどの高さ。ふつうの郵便物ならば、その上にパサリと落ちるくらいで、問題はない。 受口の直ぐ横にポリカーボネートの板に和紙を貼った窓塞ぎがある、冬場のすきま風を防ぐためにあつらえた。冬の間ずっと窓を開けることはない。最近、ようやく暖かくなってきたのでパネルをはずして布のカーテンを吊った。ふと棚の上を見ると、絵葉書が一枚落ちていた。今日はまだ郵便は来てないはずだと思いながら拾い上げてみると、去年の十二月に届いたものだった。単なる礼状だったから問題はなかったが、気をつけないといけません。 それはいいのだが、レターパックほどの大きさの郵便物となると、ドサリとタテに棚の上にまず落ちて、勢いよく押し込んでこられたりした場合には、ポンと跳ねて床面まで落ちてしまうことがある。 昨日もパタン(受け口のフタが開いた音)、バサリ、ガシャン(受け口のフタが閉まった音)、ポン、ストン、パタン、と賑やかに郵便物が届いた。そそくさと拾いに行ったところ、床の上に見なれないレターパック・ライトが転がっていた。表面にベタリと上のようなシールが貼られていたのだ。 《航空輸送禁止 この郵便物・荷物は、航空輸送できない危険物又はその疑いがあるため、陸上輸送により振替輸送をします。 [中略] このシールをはがしてから、配達・交付します。》 一瞬ギョッとした。送り主の〇〇さん、目をつけられているというもっぱらの噂だからな(なんちゃって)。恐る恐る開封してみた。中身はむろんバクダンでも危険物でもなんでもない。コピー書類と手紙である。どうしてこんな空輸禁止扱いになったのだろう? と思いつつ赤いシールをそっとはがしてみたら、品名欄が空白だ。このため自動的に貼られてしまったようである。品名が書いてあっても「等」や「他」を付けるとよくないらしい。詳しくはこちらをご覧ください。 届いた荷物に航空輸送禁止シールが貼られていたけど航空輸送禁止シールって何?航空輸送禁止シールの役割と貼付される条件について元郵便局員が解説します しかし、コピーそのものは、きわめて難物の、ある意味、非常にキケンな内容であった。見透かされたかな。
by sumus2013
| 2021-04-29 17:27
| 古書日録
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Comments(2)
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