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林哲夫の文画な日々2
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春はげに

春はげに_f0307792_20204603.jpg


本日は終日雨。雨が上がればそろそろ花の見頃になるようだ。短冊は何かないかとさがしてみたら、桜の歌がありました。しかし、なかに読めない字がある。

土田の主の
嵐山花見の
帰るさに
さくら
 かさして来けれハ

春はけにう〓かりけり山里も
さくらかさしてくる人そある 相命

「う」と「かりけり」の間の字は金ヘンのようにも見える。「うるさかりけり」なら意味は通るが?

と思っていると、「うれしかりけり」でしょうというご意見を頂戴した。なるほど!(膝をポン)、小生の発想とはまったく逆だったか。「礼」の間に「し」が割り込んでいるのがトリッキーだ。有難うございます。

署名も読めないな、「?命」と思っていたら、ご教示を頂戴した。相命だろうと。なるほど、たしかに。松尾大社の神主だった秦相命でいいようだ。皆様のご教示に深謝です。

公卿類別譜 秦氏系図 松尾社神主家

《秦 相命[ 寛政12(1800)年 〜 ? ]
相村男。
天保元年12月19日(1831年2月1日)叙従三位。
明治元年時、正三位・非参議。松尾社神主。》




by sumus2013 | 2021-03-21 20:39 | 雲遅空想美術館 | Comments(5)
Commented at 2021-03-22 20:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by epokhe at 2021-04-05 00:35 x
こんにちは。すっかりご無沙汰しています。
桜の歌ありがとうございます。歌は大いに納得ですが、前書がちょっと疑問です。
「帰るさにさくら かさして来りけり」→「帰る時にさくら かさして来けれは」(帰る時に桜かざして来ければ)ではどうでしょう。「寸」を「時」の省体で使うことがあります。(新選漢和辞典 Web版)「帰るさに」だとちょっと意味が取れないような。間違っていたらすみません。
Commented by sumus2013 at 2021-04-05 07:53
ありがとうございます。接尾の「さ」には「時、折」の意味もあります(万葉集などに例あり)が、ご意見承っておきます。
Commented by epokhe at 2021-04-07 12:13 x
解説ありがとうございます!接尾の「さ」は知りませんでした。古語辞典で「さ」を調べたところ
>「さ」で「動詞の終止形に付いて~するとき、~するおりの意を表わす。「かへる―」(角川新版古語辞典)

いやあ勉強になります。時ではなくて「さ」の方が良いと思います。次の行の「さくら」の「さ」と字形が同じですし意味も通ります。訂正させて下さい。
前書の後半を「かさして来りけり」と読まれていますが、「来りけり」にはどうしても読めません。「来けれは(ば)」ではどうでしょうか。「来け(个 介)れは(八)」です。「来けれは」の「け」は歌の「げに」の「け(个 介)」と字形が一緒に見えます。ご意見お聞かせ下さい。

 
Commented by sumus2013 at 2021-04-07 13:10
おっしゃるとおりです。「け」のところ「り」と思ったための早とちりでした。訂正しました。
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