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林哲夫の文画な日々2
by sumus2013


小さな旅

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世田谷文学館@SETABUN·Oct 16
ライブラリー〈ほんとわ〉の選書企画「古書店主の本棚」vol.8は、
月の輪書林」の髙橋さんの本棚です。
「古書いとう」伊藤昭久さんが遺した文「三宿界隈」をテーマに、世田谷の三宿を根城に無政府主義活動をした金子文子の獄中手記『何が私をかうさせたか』など貴重な本が並びます。ぜひご覧下さい。
https://twitter.com/SETABUN/status/1316985779034353665



阪急六甲のMORISさんで開催されている戸田勝久展へ。繊細なタッチの水彩画(ヨーロッパ風景)、掛軸、戸田さん染付による陶磁器など、戸田さんならではのハイカラモダンな文人世界が楽しめる。トラックの古本屋を描いた作品が良かったなあ。

戸田勝久展
Souvenirs-小さな旅の記憶
2020年10月24日(土) – 11月1日(日)
open 11am-6pm 会期中休 10/26・27
作家在廊日 会期中全日(24日、31日は午後1時から)

会場で高橋輝次さんと落ち合って、その後、食事などご一緒する。いろいろ情報交換。高橋さんの新著、論創社から刊行予定とのこと。毎年のように著書を出しておられるのは、その扱っているテーマから考えて、敬服に値する。

口笛文庫がMORISさんのすぐ近くなのだが、本日はお休み(街の草も休み)。よって古本屋はどこへも寄らず、まっすぐ帰る、つもりだったけれども、長岡天神まで戻って来て、窓の外を見るとヨドニカ文庫が開いている。途中下車決定。

表の均一棚から滝口修造『点』(みすず書房、一九六三年)や小山冨士夫『中国・台湾やきものの旅』(芸艸堂、一九七一年)、澁澤龍彦『夢の宇宙誌』(美術出版社、一九六八年四版)を。すべて百円。『夢の宇宙誌』は意外と珍しい。明後日からの百万遍のちらしをくれる。ヨドニカさんは出店されないそうだ。



by sumus2013 | 2020-10-28 19:40 | もよおしいろいろ | Comments(0)
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