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坪内祐三著作一覧![]() ![]() 坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社、2005年2月20日)。これはこの本が出た年に上京し、たしか八羽で集まったときにサインしてもらったと記憶している。筆ペンのサインは珍しいね、とAさんが言った。 かわぐち・ただし氏のメールマガジン「関西業界トピックス」の20・02・01−6号に坪内祐三の著作一覧ファイルが添付されていた。すべてかわぐち氏の所蔵本だそうだ。 《「1月13日、心不全で死亡」というニュースが伝えられた、坪内祐三の刊行著作一覧づくり・・・。脈絡のない、恥ずかしい蔵書中に、<この人>のものはコンプリート蒐集しよう・・・と、出れば購入してきた何人かの人たちの仕事=著作がありますが、一世代年下の彼も、そうした人のひとりです(でした)。 数年前には、著作をもとにした映画の主人公役で、毎日のように新宿・銀座・神保町を飲み歩く姿を銀幕で晒したのを、京都の小学校跡地の教室改造映画館まで出かけて観たなと、欠損データをうめながら想起しました。人生100年時代といわれ出したなかでの、還暦越えすぐの死は、あまりにも早すぎる気がしますが、人には寿命があると思うしかないのでしょう。》 《いまや書店で故人を偲んでのフェアなどは開催する店も稀になりました(絶版本だらけの現状では、本屋での実施は無理なのでしょうけど)。図書館でも、周年記念展ででもないと死の直後の展示開催など珍しいのかも知れませんが、企画するところがもしあるのなら、データをご活用いただくべく、供することにしました。 [リストを元に、複本覚悟で一括購入する図書館、希望される奇特な個人がいらっしゃるなら譲渡します。希望購入金額をご連絡ください〜展示にのみ貸出するのは、往復運送中の痛みや展示中の紛失リスクが心配ですので考慮外]》 以下、解説などは省略して引用させてもらう。 【著 書】書名/発行日/定価表記(+とあるのは表記定価に消費税プラス) 『ストリートワイズ』 晶文社 97/04/20 2300円+ 『シブイ本』 文藝春秋 97/06/15 1714円+ 『靖国』 新潮社 99/01/30 1700円+ 『古くさいぞ私は』 晶文社 00/02/10 2600円+ 『文庫本を狙え!』 晶文社 00/11/20 1900円+ 『文庫本を狙え!』ちくま文庫 16/08/10 950円+ 『慶応三年生れ七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』 マガジンハウス 01/02/22 2900円+ 『文学を探せ』 文藝春秋 H13(01)/09/15 1619円+ 『三茶日記』 本の雑誌社 01/10/30 1600円+ 『後ろ向きで前へ進む』 晶文社 02/08/05 1600円+ 『雑読系』 晶文社 03/02/10 2000円+ 『雑読系』 文春文庫つ 14-1 06/04/10 676円+ 『まぼろしの大阪』 ぴあ(株) 04/10/10 1500円+ 『文庫本福袋』 文藝春秋 平成16(04/12/05 2286円+ 『文庫本福袋』 文春文庫 07/12/10 857円+ 『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』新潮社 05/02/20 1400円+ 『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』新潮文庫 08/06/01 552円+ 『「別れる理由」が気になって』 講談社 05/03/30 2000円+ 『古本的』 毎日新聞社05/05/30 1700円+ 『極私的東京名所案内』 彷徨舎 05/10/15 1800円+ 『同時代も歴史である 一九七九年問題』 文春新書 06/05/20 760円+ 『考える人』新潮社 06/08/25 1500円+ 『考える人』新潮文庫 (09/02/01 476円+ 『酒日誌』 マガジンハウス 06/10/19 1600円+ 『本日記』 本の雑誌社 06/10/20 1600円+ 『変死するアメリカ作家たち』 白水社 07/03/05 1900円+ 『四百字十一枚』 みすず書房 07/09/10 2600円+ 『大阪おもい』 ぴあ(株) 07/10/13 1300円+ 『アメリカ 村上春樹と江藤淳の帰還』 扶桑社 07/12/10 1600円+ 『東京』 太田出版 08/08/17 『人声天語』 文春新書 09/03/20 940円+ 『文庫本玉手箱』 文藝春秋 09/06/10 2190円+ 『風景十二』 扶桑社 09/10/20 1800円+ 『酒中日記』 講談社 10/02/26 1600円+ 『書中日記』 本の雑誌社 11/05/15 1600円+ 『探訪記者松崎天民』 筑摩書房 11/12/05 2200円+ 『父系図 近代日本の異色の父子像』 廣済堂出版 12/03/31 2000円+ 『文藝奇譚』 扶桑社 12/04/20 1900円+ 『大相撲新世紀2005-2011』 PHP新書 12/05/01 740円+ 『東京タワーならこう言うぜ』 幻戯書房 12/05/08 2500円+ 『総理大臣になりたい』 講談社 13/07/17 1200円+ 『昭和の子供だ君たちも』 新潮社 14/01/20 1800円+ 『続・酒中日記』 講談社 14/10/30 1850円+ 『人声天語2 オンリー・イエスタデイ2009-2015』文春新書 15/10/20 940円+ 『昭和にサヨウナラ』 扶桑社 16/04/01 1900円+ 『文庫本宝船』 晶文社 16/08/25 2500円+ 『右であれ左であれ、思想はネットでは伝わらない』 幻戯書房 18/01/15 2800円+ 『昼夜日記』 本の雑誌社 18/10/05 2000円+ 『新旧銀座八丁 東と西』 講談社 18/10/16 1600円+ 『テレビもあるでよ』 河出書房新社 18/11/30 1900円+ 【共著・編著】 『明治の文学』全25巻 筑摩書房 内田魯庵 『魯庵の明治』講談社文芸文庫 1997/05/09 950円+ 内田魯庵 『明治文学遊学案内』筑摩書房 00/08/25 1900円+ 『「文藝春秋」八十年傑作選』文藝春秋 03/03/10 2500円+ 『日本近代文学評論選【明治・大正篇】』岩波文庫緑 03/12/16 760円+ 『日本近代文学評論選【昭和篇】』岩波文庫緑 04/03/16 800円+ 『戸川秋骨 人物肖像集』みすず書房〔大人の本棚第2期〕 04/ 『暴論・これでいいのだ!』扶桑社 04/11/20 1800+ 『福田恆存文芸論集』講談社文芸文庫 04/05/10 1400円+ 『正義はどこにも売っていない---世相放談70選 扶桑社 08/03/10 1700円+ 『無礼講---酒気帯び時評55選』扶桑社 09/06/15 1600円+ 『倶楽部亀坪』 扶桑社 09/07/30 1800円+ 『革命的飲酒主義宣言---ノンストップ時評50選』扶桑社 10/12/10 1600円+ 『不謹慎---酒気帯び時評50選』扶桑社 12/07/30 1600円+ 『羊頭狗肉---のんだくれ時評65選』扶桑社 14/08/10 1700円+ 『編集ばか』彩流社 15/11/20 1600円+ 『俺の遺言』文春文庫 16/12/10 800円+ 【雑誌特集号/掲載】人物特集号ほか原稿掲載誌・紙 「本の雑誌」 本の雑誌社1996/10/01 特集・坪内祐三ロング・インタビュー p.14~23 ※本の雑誌初のロング(6時間)インタビュー 「鳩よ!」 マガジンハウス2001/12/01 特集・坪内祐三 いつも読書中 巻頭フォト・荒木経惟「裸の部屋 坪内祐三の仕事場」 「本の話」 2003年6月号 「白水社の本を集め揃えた学生時代」 白水社90周年記念ブックフェアフリぺ(2005年) 「人文会ニュース」100号記念号 07/03/31 「図書」臨時増刊 岩波文庫創刊80年記念 全冊特集「私の三冊」 2007年4月号 「彷書月刊」2007 年7月号 特集・坪内祐三のアメリカ文学玉手箱 「本の雑誌」本の雑誌社2007/11/01 特集・ツボメグ丸一日書店で遊ぼう対談!p.4~16 「HB」 vol.02 「HB」編集部 07/11/10 坪内祐三インタビュー「『アメリカのにおい』をめぐって」 「彷書月刊」 2008 年12月号 特集・わたしの先生 「本の恩師たち」第18回神保町ブックフェスティバル[講演] 於東京堂書店(08/11/02) 「なnD」3号 2015/02/25 坪内祐三インタビュー「二〇一五年のストリートワイズ」 映画パンフレット「酒中日記」 15/03/21 「en-taxi」 季刊全46号 扶桑社発行 ※責任編集者として創刊(2003 年)~休刊(=廃刊 2015 年)まで関わった。 他に、掲載誌、監修・解説のリストもあるが、それは略する。また、別の方より『本の雑誌』2020年1月号(本の雑誌社、2020年1月1日)も頂戴した。有難うございます。「2019年度私のベスト3」に坪内氏は次の三冊を挙げている。 1)私のイラストレーション史 南伸坊(亜紀書房) 2)雑誌に育てられた少年 亀和田武(左右社) 3)ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた 鏡明(フリースタイル) いずれも雑誌の最も元気な時代を回顧する内容で、まさに坪内好みと言えるであろう。 連載「坪内祐三の読書日記」は十月二十八日(月)で終わっている。 《「さか本」の五目中華そば食べたくなり、プロレス本の新刊もチェックしたくなったから一時半頃下高井戸に出る(下高井戸の啓文堂書店はプロレス本が充実している)。この日も双葉社の「俺たちのプロレス」VOL13『プロレスラー「団体離脱」の真相』と宝島社の『証言 新日本プロレス「ジュニア黄金期」の真実』を発見。》(まだ見ていませんが2月号にも連載はつづいています、11月23日までの日記とのこと)
by sumus2013
| 2020-02-01 17:22
| 古書日録
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Comments(4)
久しぶりにコメント書き込みさせて戴きます。
坪内氏が亡くなられてから、もう四十九日が過ぎた頃でしょうか……? 小生同じ犬年生まれからか、のらくろが表紙カバーに描かれた「シブイ本」辺りから意識して読みだしたのを記憶します。 太く短くの人生だったのでしょうか……? 手書きのスタイルには、少し憧れと敬服がありました。 合掌。
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同い年でしたか。自分流を貫いた生き方だったように思います。岩田さんもご自愛ください。
追悼。今年・・・3月(29日)「志村けん感染・死去」の以前と以後で、コロナ禍への風向きが明確に変わりました。 従って、それ以前の1月(13日)に急死(早逝)した坪内氏のことが「随分と昔」に思われてしますのが、残念です。何より、本書の巻末「坪内祐三年譜」の唐突な終わり方が寂しい! 新聞の書評(活字を満喫して逝った人生/評:平山周吉)を握りしめて書店へ走り、購入しましたが・・・この書評を読まずとも、早晩 私は本書を購入したでしょうね。第一に、私と同年(1958年)生まれである坪内氏の早逝は衝撃だったから。第二に、同世代であるが故に、1980年代の雑誌ブームを体感してきた「同志」だから。第三に、私が敬愛する「本の雑誌社」(椎名誠と目黒孝二)との(仕事上の)深い繋がりを知ったから。 例えば、本書「街と書店、酒と本こそが学校だ」の章→「私の本屋履歴書/あの頃、高田馬場の新刊書店」(221頁)と、坪内氏の既書『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(2005年刊)は、自伝的読書遍歴という点で、当然内容が重なります。本書「年譜」によれば、『私の体を~』刊行は、47才の2月の出来事。 しかし、同書における「時代の新しさに対応していた『本の雑誌』のアマチュアリズム」の章は、坪内氏が予備校時代に出逢った雑誌の「ワン・オブ・ゼム」としか描かれていない! つまり、その後・・・1990年、32才で『東京人』編集部を辞職し、婚約破棄して別の女性と同棲・結婚。このとき、『本の雑誌』91年1月号に「角川文庫のアメリカ文学が僕の大学だった」で初登場し、以降 同誌と坪内が「ドップリの仲」だった史実には微塵も触れていない訳。だから、「坪内祐三」と「本の雑誌」、夫々単体でファンだった私には、「本の雑誌の坪内祐三」という目線が欠落していたのでした。
コロナ禍直前に亡くなったのを、こういう時代の転換に敏感な坪内氏ならどう取り扱っただろうか、ありえないことですが、つい知りたくなります。氏がどういう判断をするのか、というのが一つの指標となっていました。賛否はべつにして。
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