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林哲夫の文画な日々2
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アメリカ史物語

アメリカ史物語_f0307792_17145771.jpg

レイモン・コフマン『アメリカ史物語』神近市子訳(桐書房、1947年2月10日)。表紙の絵柄にひかれて買ってしまった。装幀者などの名前はない。桐書房は『童話教室』という雑誌を戦後すぐに発行していた版元で、昭和二十年代は坪田譲治などの本を出している。だから挿絵や装幀についても一定の見識を持っていたようだ。発行者は大島美代。東京都麹町区九段一丁目四。

本書はアメリカの歴史を、マヤ時代から第一次世界大戦まで、簡潔に叙述した内容である。ここでは「スペイン戦争」だけ引いておく。

《一八九八年、合衆国はスペインに対して宣戦した。この直接原因は、キューバに於ける一つの港でアメリカの一軍艦が沈没した事と、スペインに対するキューバの反乱が、アメリカの商人が所有する財産に損害を与へる危険があつたためであつた。
 この軍艦はメイン号であつた。メイン号がスペイン人によつて沈没せしめられたことは証明されなかつた。この沈没はボイラーの爆裂によつたものかも知れない。
 スペインは僅か八ケ月続いたこの戦争に破れた。その結果として、合衆国はスペインからキューバとポルト・リコを取り、二千万弗の代償によつてフィリッピン群島を自国のものとした。
 フィリッピン人は、スペインに反乱を起して自由を得ようとして戦つてゐた。スペインとの間に平和条約が作成されて後、合衆国は如何なる外国の支配も受けるを欲しない土人を鎮圧するために、フィリッピンに軍隊を送つた。フィリッピン人との戦争は数年間続き、一億六千万弗を要し、双方多くの人命を失つた。》

アメリカ合衆国もまた「帝国」のための戦争ばかりしてきたのである。

by sumus2013 | 2020-01-06 17:18 | 古書日録 | Comments(0)
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