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林哲夫の文画な日々2
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昭和前期蒐書家リスト

昭和前期蒐書家リスト_f0307792_20060787.jpg

『昭和前期蒐書家リスト 趣味人・在野研究者・学者4500人』(編集発行:トム・リバーフイールド、2019年11月24日)を頂戴した。これはちょっと凄いリストである。

《本稿は『日本蒐書家名簿』(日本古書通信社、1938)など6種の蒐書家名簿のデータを統合し、見出し人名の五十音順に排列したものである。収録した見出し人命は延べ4,943人だが、同一人物と思われる重複も厭わず掲出した。重複を省くとおよそ4,400人となるので、副題を「趣味人・在野研究者・学者4500人」とした》(凡例)

項目は、名前(ヨミ)、居住県、住所、典拠、蒐集分野。都道府県別の人名一覧も備えている。香川県からは二十七名が挙がっているが、小生に見当がつくのは宮脇千代くらい。以前ここでも取り上げた。

四国古書通信

さらにざっとめくっていてふと目が止まったのが肥田弥一郎。住所が大阪市南区久右衛門町12となっている。出典は「1935千里」で、これは集古会会員名簿の『千里相識』(集古会、一九三五)。蒐集分野は空欄。これは肥田渓風であって肥田皓三先生の父上。いやあ、便利だ。

例えば試しに、前に取り上げた『陳書』第十四輯の目次の人物を引いてみると、黄土色にした人名が見えないだけ。十人のうち六人の基本情報が分かったし、松井佳一が有名な蒐集家だったことも判明する(重複して収録されている)。

忍頂寺静村
松井佳一
鷲尾正久
川嶋禾舟
柳田義一
増谷石上麿
杉田顕誠
鷲尾三郎
前川清二
岡部文蔵

解説として収められている書物蔵「昭和戦前期蒐書家リストの構成と活用法、そしてこれから」も人名検索について非常に参考になる。今後もまだまだ増補されて行くようなので、それも楽しみだが、まずはこのリストを活用させていただこう。

by sumus2013 | 2019-12-09 20:48 | おすすめ本棚 | Comments(0)
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