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戦前版内容見本書影集成書砦梁山泊発行の『戦前版内容見本書影集成』(2019年10月8日)を入手した。内容見本の表紙が468点掲載されている。小生も少しは集めていたのだが、戦後のものも含め、引越しを機におおよそ処分してしまった。上の『新美術講座』(中央美術社)は表紙だけで中味がないため、残しておいたもの。このデザインがけっこう気に入っている。むろんこれも掲載されている。他にもう一点、筑摩書房の内容見本『ヴァレリイ全集』も持っている、いちばん下に掲げたページ写真の二段目の右端。(臼田捷治さんの『書影の森 筑摩書房の装幀1940-2014』に使用したため)。 こういうのを見ると、また集めたくなるなあ・・・しかし戦前となると、本より内容見本の方が高価だということもしばしばある。戦後でも古めのものは高額になっているし。何であれ、そのもの自体がなくなってくると、人々の注目が集まる。内容見本や古書目録がそういう絶滅危惧のオブジェクトになる時代が来るとは。新刊書店の隅に、これタダでもらっていいのかなと思うような、立派な内容見本が何種類も無造作に置かれていた時代が嘘のようだ。
by sumus2013
| 2019-10-13 17:52
| 古書日録
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