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林哲夫の文画な日々2
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超現実主義宣言

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アンドレ・ブルトン『超現実主義宣言』生田耕作訳(中公文庫、1999年9月18日)を善行堂にて求めた。中公文庫を改装した手製表紙本。背革、ヒラは綿布かと思う。表紙の道化師の絵は(見覚えがあるが、何だったか思い出せない)手書きではないようだ。版画か? 技術的には素人だが、けっこう凝った装幀ではある。その割に表題紙が安直すぎる。


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中世の道化師(jester/fou du roi)は独特な帽子(fool's cap/chapeau du fou)を被り、これまた道化の姿をかたどった笏(bauble, or scepter/sceptre)を持っている。ブルトンへの当てこすりだとすると、なかなかシャレの効いた装幀だと思う。本文中に何か言及があるのだろうか、ざっと目を通した感じでは、見当たらなかった。


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一応シュルレアリスム好きなのだが、この本はなぜか今まで買ったことがなかった。そこそこの値段が付いている思潮社版が、たまさか安く手に入るときにもスルーしてきた。どうやら、ブルトンの読書日記みたいなものだ。その当時、いまだ世間では評価されていなかった隠れた作家たちについて意味不明の形容をもって紹介している。たしかに、そのレパートリーには惹きつけられるものがあるが、その書きぶりは、どうもなじまない。


by sumus2013 | 2019-08-21 20:49 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by swallow-dale at 2019-09-05 15:25 x
高山宏訳で晶文社から翻訳の出ていたウィリアム・ウィルフォード(William Willeford)の『道化と笏杖』(The Fool and His Scepter)の表紙に使われていた絵ですね。その手製表紙本は、Northwestern University Press版(1969年)の表紙クロスを転用したもののような気がします。ウィルフォードの本を解体して作ったんでしょうか?
Commented by sumus2018 at 2019-09-05 20:05
どこかで見た覚えがあったのですが、なるほど、これですね!ご教示に感謝です。たしかに転用したのかもしれません。
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