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林哲夫の文画な日々2
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誹風柳樽五篇

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ゴーリー一箱古本市の日、善行堂の店頭にて佐藤要人校注『誹風柳樽五篇』(現代教養文庫、1986年1月30日)を求める。五冊あるのだが、五篇のみ・・・さすがにバラでは揃わないか。十周年記念のホワイトカバーを掛けてくれた。

もう梅雨は明けるだろうと思いつつ、雨に関したものをいくつか拾ってみる。

おしそうに姿を崩す雨やどり  かぞへこそすれ〜〜

雨やどりした若い女が小止みを待って駆け出す、今まですまして歩いていたのに、着物の裾をはしょって走るのが惜しい・・・という心理だそうだ。

雨舎[やど]り煙管[きせる]を出して叱られる  よくばりにけり〜〜

雨やどりしている間に一服しようとしたら、その家のひとに叱られた。江戸市中では街頭での喫煙は厳重に禁じられていたそうだ。火災を何よりも恐れた。雨の日でも・・・

越後屋の前迄傘に入れてやり  わづか成りけり〜〜

ごふくやのはんじやうを知る俄[にわか]雨  是は〜〜と〜〜

越後屋呉服店(三越の前身)ではにわか雨のときに番傘を貸してくれた。越後屋まで傘に入れてやれば、そこで番傘を借りられる。雨が急に降り出して傘を借りに得意客が押し寄せるのは繁盛している証拠。越後屋のマークが入っていて宣伝にもなったとか、そういうことか?

本に関する川柳を一首。

かし本屋是はおよしと下へ入れ  まねきこそすれ〜〜

これはあんたにはちょっと早いよ、と隠されると、どうしても読みたくなるわけだ・・・

by sumus2013 | 2019-07-21 17:17 | 古書日録 | Comments(0)
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