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林哲夫の文画な日々2
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山田稔自選集 I

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『山田稔自選集 I』(編集工房ノア、二〇一九年七月七日)読了。面白い。このところ刊行されている著作よりも、本書は、もう少し一般向けというか、広く読者を想定しているエッセイ群なので、同じく文学者について描いていても、もっとストレートな別種の面白さがある。

それにしても、さすが『スカトロジア』の作者である。当然、本書でもその片鱗・・・というか本領発揮。犬の糞、こやしの匂い、小出楢重の立ちション、おねしょ、深瀬基寛の痔・・・そして最後は「でたかな? まだまだ」「パンス・ア・クロット」「便所にて」「ヴォワ・アナール」「コーモンのむこうがわ」とたたみかける(もちろん、すでに読んだものもありますが)。山田さんがどうしてアルフォンス・アレーを翻訳しているのかがスッと納得できる。ケツ作群である。

埴谷雄高を描いた「埴谷さんの家で」のなかに

《古い映画の話になったとき、何がきっかけだったか、「山田稔はジャック・カトランに似ていますよ」と言い出して私を面くらわせた。はじめて聞く名前だった。昔のフランスの二枚目俳優だそうで、そのカトランが監督した『嘆きのピエロ』という作品が当時(一九二五年ごろ)公開されて大当たりした。その主題歌を懐かしそうに口ずさむ埴谷さんには、往年のモダンボーイの面影があった。》

というくだりがある。ジャック・カトランてどんな俳優だろうか? フランスのヤフー!で検索したらたくさんの写真が出てきた。トップに出た一枚が何か他の写真と少し違うな、と思ってクリックしてみると、

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Jaque Catelain, 1922.
Photo : Man Ray

というキャプションがあった。なるほどねえ。山田さんに似てるかな? 額が広いところとか。独特の知的な雰囲気か?

山田稔、富士正晴展 II

by sumus2013 | 2019-07-17 20:40 | おすすめ本棚 | Comments(0)
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