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林哲夫の文画な日々2
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ふるほんのほこり発売中!

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目下、善行堂にて発売中です。どうぞよろしくお願いいたします! 
取次についても善行堂までご相談ください。



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***


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書肆よろず屋さんの企画で『ふるほんのほこり』を上梓することになりました。

筑摩書房のPR誌『ちくま』2009年1月号から2010年12月号まで24回連載した古本エッセイ「ふるほんのほこり」を収録し、さらに『coto』7号に発表した「ふるほんは宝物だ」を加えて四六判64ページにまとめました。限定500部。頒価1000円。

十年ほども前のエッセイなので、多少時代の変化を被ったところもあります(例えばブログよりもTwitterが主流になったこととか)。経年劣化です。しかし元来が古本の話ですからエッセイの内容そのものは古くなっていないと思います。

《ほこりを払う

「来年から二年間「ちくま」の表紙と文章をお願いできますか?」
 こんなメールが筑摩書房のPR誌『ちくま』の編集長・青木真次氏より届いたのは二〇〇八年七月七日だった。もちろん即座に承諾した。『ちくま』は一九九八年以来、吉田篤弘+吉田浩美のデザインでPR誌に新風を吹き込んでいた。九八、九九年の表紙をクラフトエヴィング商會「らくだこぶ書房21世紀古書目録」が飾り、以降、たむらしげる、望月通陽、フジモトマサハル、そして奈良美智と続いていたのである。「奈良美智から引き継ぐのか!」と気を引き締めたものだ。》

《久しぶりに当時の日記を見直してみて驚いた。この頃は何とまあ、めまぐるしく様々な仕事に手をつけていたことか。創元社から『書影でたどる関西の出版100』を刊行することが本決まりになり、第一回のパリ古本屋巡りを計画し(そして実行し)、衛星放送の番組「Edge2 今を、生きる」の撮影準備に取りかかっていた[56頁以下参照]。『佐野繁次郎装幀集成』を製作しつつ大阪の箱庭さんでの佐野繁次郎展のお手伝いもし、編集工房ノアの企画で還暦本の原稿も書いていた(刊行されず)。東京美術倶楽部のアートフェアーでの個展も決まっていた。同時に『spin』を作っていたわけだから、今では信じられないほど働いている。五十三歳だった。

 二〇〇九年から一〇年にわたる二年間の連載はつつがなく終了した。絵はまとめて入稿していたし、テキストが遅れることもなかった。神戸のギャラリー島田と渋谷のウィリアムモリスで原画展を開催し、渋谷では青木さんとトークショーもやらせてもらった。しかし、これを本にするという話はおくびにも出なかった。一部の古書好きの人たちにはおだてられ、連載が終って『ちくま』が面白くなくなったとまで言ってくれる人もいたのだけれど、一般読者の注意は惹かなかったのだろう。今、時をおいて読み返してみると、たしかにかなりマニアックな内容ではある。そんなことで「ふるほんのほこり」はお蔵入り、パソコンの中で文字通り(いや比喩的に)ほこりをかぶっていた。

「『ちくま』の連載をまとめましょう!」

 こう提案してくれたのは書肆よろず屋の岡田将樹氏。連載終了から八年余りが経っていた。これ以上の有り難い話はない。やおらほこりを払って原稿に手を入れ、取り合わせる写真を用意した。この間に大切な人たちが何人も亡くなったことを再確認して愕然とした。それだけの時間が流れたのである。ただ、内容は古本の話だけに案外と古くなっていないようだ。そっと胸をなでおろしている。》

署名本のお求めは古書善行堂へ、よろしくお願いいたします。

古書善行堂

by sumus2013 | 2019-07-02 19:47 | 文筆=林哲夫 | Comments(4)
Commented by 小林一郎 at 2019-06-20 17:02 x
さきほど送金してきました。
初回には、たしか『サフラン摘み』にちなむ
店名の話がありましたね。
刊行を楽しみにしております。
先日は前橋文学館で現代詩手帖60年の
展示を観てきました。
(今月末の定期更新でレポートします)
Commented by sumus2013 at 2019-06-20 19:04
早々と有難うございました。はい、小林様も登場しております!
Commented by monsieurk at 2019-07-28 22:25
早々に取り上げていただき有難うございます。お説の通り、カミュの家庭や周囲では、土地の言葉が混ざった独特のフランス語が話されていました。彼が正式のフランス語を習ったのは学校に入ってからです。母子家庭だった家には一冊の本もなかったそうです。柏倉
Commented by sumus2013 at 2019-07-29 08:45
そうだったんですか、そういうところも新鮮だったんでしょうね。良い作品を読む機会をいただいて感謝いたします。
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