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ノートルダム炎上

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YAHOO! ACTUALITÉ より


ノートルダムの火災には驚かされた。パリは火災の少ない都市である。とはいえ、小生もそう長くもない滞在中に二度ほど火災を目撃した(パリの知人によれば、非常に珍しいとのこと)。いずれもビルの上階から黒煙が出ており、ハシゴ車が消火に当たっていた。建物の壁などはレンガや石造なので燃えないにしても内装や天井部分は木材など可燃物でできている。ノートルダムで燃え落ちたのも木造の天井部分である。尖塔(la flèche)も枠組みは木造だそうだ。外面に金属板を張ってある。

曇り日のノートルダム

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FACEBOOK より


パリでの火災で思い出したのは『フランス革命下の一市民の日記』(河盛好蔵監訳、中央公論社、一九八〇年二月一五日)に出ている記述。一七九四年八月一九日火曜日。

《今夜九時半頃、サン・ジェルマン修道院裏手から出火、凄まじい火炎と巨大な黒煙が立ち上り、火の粉を大量に撒き散らしながら天を焦がした。火元は四ヵ所である。出火原因は未だわからない。午前二時頃ようやく鎮火。図書館がほぼ全焼し、二度と入手できない貴重な原稿の一部が失われた。一五〇万冊が焼失したと見積られている。死傷者多数。》

パリでの災難といえば、つい先日(3月27日)、マン・レイの墓石が破壊されたのもショックだった。


マン・レイ掃苔

モンパルナス墓地を訪れる。


by sumus2013 | 2019-04-16 19:48 | 巴里アンフェール | Comments(0)
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