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詩稿二

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久しぶりに覗いた古書店にて、こんな漢詩集の草稿を手に入れた。最近はとんと漢詩集にもご無沙汰だったので、内容はともかく、これは嬉しいと思ってざっと見ていると、なんと筆者は讃岐の人のようである。買わないわけにはいかない。

たとえば下の「遊正華寺五首」の正華寺は香川県高松市西山崎町に現存。他にも善通寺駅や善通寺の出釈迦寺(四国八十八ケ所73番札所)、高松市の玉藻城、教法寺、万燈寺なども詠みこまれている。

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文字がすでにペン字ふうだから書写の年代は新しいと思ったが、その通りで「甲辰歳空観禅衲遊京奉謁」と題された詩が見つかった。甲辰歳すなわち明治三十七年(一九〇四)だから、おおよそその前後の作ではないかと推測できる。新しいと言っても百十五年前にはなるが。

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空観の他に学定(いずれも
禅衲としてあるので僧だろう)そして葛正夫、蓮武平という人名(親友のようだ)が登場している。後二者は漢名ふうに三文字にしたのかもしれない。作者自身の名前らしきものが見当たらないのがなんとも残念。

by sumus2013 | 2019-02-05 21:23 | うどん県あれこれ | Comments(4)
Commented by 中嶋康博 at 2019-02-06 09:29
記録しなければ消えてしまふ、地元と縁のある大切な写本ですね。県立図書館に寄贈されている漢詩結社の詩集・雑誌を繙くと、詩友の修した苗字や、或は作者も判ったりするでしょうか。私も同様の岐阜ものを(しかも化政天保期のものを)手に入れてしまった為、何か「選ばれし者」と勝手に独り決めにして、釈文に奮闘してゐます(笑)。
Commented by sumus2013 at 2019-02-06 16:23
地縁というのはやはり大きいですね。香川県立図書館も郷土コーナーは意外と充実しているようでしたので、一度、ゆっくり調べてみたいものです。
Commented at 2019-08-31 22:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumus2013 at 2019-09-01 19:49
有難うございます! 
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