林哲夫の文画な日々2
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グールドのブラームス

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今年の聴き始めはグレン・グールド「ブラームス:4つのバラード/2つのラプソディ/間奏曲」(2000, Sony Music Entertainment inc.、オリジナルは1983)。インテリ層のファンが多いグールドだが、どうも小生はインテリジェンスが乏しいのか、グールドのバッハなど聴いてもまったくわざとらしくてピンとこなかった。クラシックの枠を超えようとしているのは分かるにしても、そんなにいいと思ったことはなかった。

この一枚はたまたまブの正月50パーセントOFFにつられ、これまたこれまであまり聴いたことのないブラームスの棚を物色していて、このジャケットの生意気そうな写真に魅かれた、というのが購入理由である。

4つのバラード/2つのラプソディ」はどちらも一九八二年の録音、ということは歿年なのだが、どうもパッとしない。枯れすぎ。それに反して「間奏曲」は一九六〇年(二十八歳)の録音、世界ツアーも成功させ、演奏家としての名声を確立した直後のもので、力強いというか、かなり激しくて、ブラームスとしてはどうなのかはさておき、これだけ聴くとなかなかいい感じ。少し見直した。

《1964年3月28日、シカゴにおけるリサイタルを最後に、演奏会からの"ドロップアウト"を宣言、以後、亡くなるまでの20余年をレコーディング・スタジオの中だけで自由奔放に、しかし音楽に対してはじつに誠実に生き続けた。レコーディング・スタジオから次ぎ次ぎと生み出された演奏は、16世紀のギボンズから20世紀作品まで驚くべき広さで、そのどれにもグールドならではの個性が横溢していた。とくにバッハの諸作品における斬新で瑞々しい解釈による演奏は、今日なお、バッハ表現の異色の金字塔と賞賛されている。
 1982年10月4日、生地トロントで急逝。疾走した異端児は、唐突に50年の人生を閉じた。》(本CD解説より)

驚くべき広さ」とあるが、日本語ウィキによれば、グールドの選択はかなり偏っていたようだ。主張のはっきりしているアーティストだから当然といえば当然である。

by sumus2013 | 2019-01-06 17:29 | おととこゑ | Comments(0)
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