人気ブログランキング |

林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
カテゴリ
全体
古書日録
もよおしいろいろ
おすすめ本棚
画家=林哲夫
装幀=林哲夫
文筆=林哲夫
喫茶店の時代
うどん県あれこれ
雲遅空想美術館
コレクション
おととこゑ
巴里アンフェール
関西の出版社
彷書月刊総目次
未分類
以前の記事
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
more...
お気に入りブログ
NabeQuest(na...
daily-sumus
Madame100gの不...
最新のコメント
素晴らしい、というか、そ..
by sumus2013 at 08:24
「そこからさらに進むと、..
by 小林一郎 at 23:58
ゆったりと過ごせた1日で..
by sumus2013 at 16:30
1枚1枚の写真が美しいで..
by nobukoueda at 12:30
なるほど、染しと関係させ..
by sumus2013 at 08:25
メモ帳
最新のトラックバック
天才画家ゴッホの生涯と画..
from dezire_photo &..
検索
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


ひゐき

f0307792_19370919.jpg

『ひゐき 昔噺誉曽我』と題された小冊子。タテ約十八センチ。表題の「昔噺誉曽我」初演は江戸中村座で文久四年(元治元年、一八六四)。検索してみると同じ版で下記のPDF画像が見付かった。

芝居番付画像データベース 文久四1864 江戸中村座 絵本

データベース本より本書の方が摺りが荒れているように見える。絵本形式になっており、これは後年の『松竹座ニュース』を連想させるものである。以下の四つの外題の絵が収められている。

昔噺誉曽我(むかしばなしほまれそが)
色直肩毛氈(いろなおしかたのもうせん)
梅桜翠組盞(うめさくらみつぐみさかずき)
東駅名所機(とうかいどうめいしょからくり)


f0307792_19371289.jpg
f0307792_19371568.jpg

本書はこの五丁目裏で終り。画像データベース本と較べると刊記(《板元 さるわか丁 つばみ屋米次原正のある一丁が欠けていることがわかる(よって「東駅名所機」の図はない)。惜しい。

ところで「ひゐき」は中国の空想の動物「贔屓」に由来するとか。中国には巨大な柱を背負った亀に似た「贔屓」の石像がたくさんあるそうだが、京都の東寺にも一匹住んでいるようである。

「どうぞ、ご贔屓に」の“ひいき”というのは、実はこれなのですが、ご存知でしたか。

by sumus2013 | 2018-09-20 20:06 | 古書日録 | Comments(0)
<< フランスから古書目録 明治の書店票 >>