林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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レオ・レオーニと鳴く虫

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みんなのレオ・レオーニ展」を伊丹市立美術館にて。

レオ・レオニ Leo Lionni『はまべには いしが いっぱい』

『はまべにはいしがいっぱい』は再刊されたようでMショップで販売されていた。ただこの絵本の原画は一点しか展示されておらず、ちょっと残念だった。レオは子供の頃から絵が好きで、油彩画から入っている。ピカソ風からシュルレアリスム風、初期から後年までかなりの数の作品が展示されていた。オランダ生まれのユダヤ人。アメリカでデザイナー、アートディレクターとして成功。絵本は孫のために『あおくんときいろちゃん』を制作したのが最初。コラージュやデカルコマニイを用いて、基本はシュルレアリスムの作家である。

レオーニの孫の女性と『はらぺこあおむし』の作者エリック・カールがトークショーをやっているヴィデオが流されていた。エリックはドイツ移民としてアメリカに生まれ幼少時にドイツに帰国、二十歳過ぎてからアメリカへやってきて仕事を探していた。そのときアートディレクターズクラブの展覧会でレオ・レオーニの作品(『フォーチューン』誌の表紙だかポスターだか)を見て気に入ってフォーチューン社に電話したらたまたまレオ本人が出た。「あなたの作品が気に入りました。だからあなたもわたしの作品を気に入ると思います」と説いて面接のアポをとった。会って作品を見せたらすぐにNYタイムスの仕事を回してくれた、恩人だと話していた。

伊丹は小雨だったが「鳴く虫と一箱古本市」をのぞく。商店の軒先でやっているので見て回る分にはさほど問題はなかった。みつづみ書房で二冊、読酌文庫で一冊。各店舗に配置されている鈴虫(これこそ本の虫?)などの音に耳を傾けながら。

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そのあと南森町のサロンモザイクで開催中の浅野真一氏の個展を見て天神橋筋をぶらついて帰宅。


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by sumus2013 | 2018-09-08 17:25 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)
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