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林哲夫の文画な日々2
by sumus2013


本棚

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ヒヨコ舎編『本棚』(アスペクト、二〇〇八年一月三一日)除籍本。後に本書と『本棚2』(二〇〇八年)とから再編集された『作家の本棚』(アスペクト文庫、二〇一二年)が刊行されている。

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写真のクオリティがバラバラで見苦しさもなきにしもあらずなれど、やはり他人の本棚をのぞくというのは楽しい。個人的に気になった頁だけ拾ってみる。


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中島らも。インタビューに答えているのは美代子夫人。ここに掲載されている本は震災後に残ったもので、かつての十分の一ほどに減ったとのこと。

《本を大事にするっていうのじゃなくて、読んだ本は置いておくけど、この本が値打ちだとか言って集めたりはしないんですね。だから本はけっこうぼろぼろで、日に焼けようが気にしなかった、読めたらいいって感じで。食べながら読んだりもするから、シミがついてたり。》


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宇野亜喜良。

《例えば本の形をとってるんですけど、実は雑誌の『EROS』というちょっとエロティックなものがあって、このレイアウトが面白いんです。1962年のものですが、黒人と白人のエロティックな写真を載せたりとか、いろんなことで廃刊になっちゃって四冊しかないんですけど。ハーブ・ルバーリンという有名なグラフィックデザイナーの作ったものだから、文字組がきれいなんですよ。》

《これは見本を本屋のおばさんが持ってきて、日本で申し込んで買ったんです。契約だけその人にしてもらって物はアメリカから送ってもらったのかな。店を持たないでいろんなところに回って本を売る、そういう本屋のおばさんがいたんですよ。》


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川上未映子。

《書店行ってとりあえす買っとくみたいなことが、あんまりないです。本当に読みたい本しか買わないです。だから積ん読本もほとんどない。
 今は本はネットで買います。書店は行くと苦しくて。目に入ってくるし、なんでも。文字がすごいから雑誌のコーナーとか行けない。見たいものしか入ってくるなっていう気持ちのときがときどきあるから、最近は書店には行けなくて、つまらないです。》


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喜国雅彦。

《棚は「見た目重視」で並べるから、カバーのないものは、持ってる友人にカラーコピーさせてもらったり、パソコンで自作したり。最近の本は、表紙がコーティングされていて、古書と並べて置くと、チグハグ感が生まれたりするから、自作のカアーをかけてやって、背表紙を統一させたりもします。こういう作業は楽しいですね、特に仕事の締め切り前は。》


ついでに『エル・ジャポン』五月号(二〇一八年三月二八日)よりファッション・デザイナーたちの書棚。

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もひとつ、FBより。書斎のローレンス・ファーリンゲティ(九十九歳!)


by sumus2013 | 2018-08-25 21:12 | 古書日録 | Comments(0)
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