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林哲夫の文画な日々2
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『戀愛譚』出版記念展

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アトリエ箱庭さんで開催された「『戀愛譚 東郷青児文筆選集』出版記念展」(本日まで)を見る。編者の野崎さんと箱庭の幸田さんの東郷青児コレクション。書籍を中心に包装紙、紙袋、絵皿、マッチ箱などざまざまなグッズが展示されており、東郷の活躍した時代が甦るようであった。

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装幀作品のなかでも珍品は、スウヴェストル・アラン『幻賊』(田中早苗訳、白水社、一九三一年)だそうだ。『幻賊』とは要するに「ファントマ」のこと。

野崎さんにいろいろなお話をうかがっていると、久し振りに会う顔がつぎつぎと来場、書物談にしばし花を咲かせた。窓から見る緑がまぶしく、さわやかな陽気、そして何十年かの時間の濾過作用を経た東郷作品からも、独特の気品と稚気が漂ってくるようで、気持のいい半日を過ごせた。



by sumus2013 | 2018-04-30 20:11 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by かわじもとたか at 2018-05-04 13:14 x
いやあ、見たかったですね。これは。とうきゅでもやらないですかねえ。
Commented by sumus2013 at 2018-05-04 17:26
いい展示でした。これだけ集めるのに十何年かかったとか。
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