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追悼三輪正道葬送の記 涸沢純平 さよなら 当銘広子 独酌のひとーー追悼三輪正道 たなかよしゆき 酔夢・考 平井奇散人 三輪さんの死 中野朗 三輪正道散文、再読 中尾務 《三輪正道さんが亡くなった。一月十二日のことだという。大阪の中尾務さんが知らせてくれた。信じられない思いで何度も聞きなおしたが、返ってくる言葉は同じだった。 え〜っ、そりゃあ、ないよ! だって、昨年十一月に「大和通信」の原稿を送ったばかりなんだよ。 混乱しまくって、電話を切った。昨年十二月初めに、体調に異常を感じ病院へ行き、検査の結果、即入院を言い渡されたという。いくら激発性の癌だったからといっても、わずか一月余りで亡くなるなんて、いまの医療体制でそんなことがあるのだろうか。》(中野朗「三輪さんの死」より) 三輪さんとは、富士正晴記念館での講演会の後の飲み会で何度か(たぶん三度か)ご一緒して、斜め向いに座ったときに軽く会話を交わしただけだが(元来が口数の少ない方だったようである)、その立ち居振る舞いに、あまり良い読者ではないが、氏の手堅い散文に、どこか共感するところがあった。もっと何度でもご一緒したかった。ご冥福をお祈りします。 ◉三輪正道の本 いずれも編集工房ノア刊 『泰山木の花』 一九九六 『酔夢行』 二〇〇一 『酒中記』 二〇〇五 『残影の記』 二〇一一 『定年記』 二〇一六
by sumus2013
| 2018-03-21 21:03
| 古書日録
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