林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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Ouroboros

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『Ouroboros 東京大学総合研究博物館ニュース』Volume 22, Number 1(東京大学総合研究博物館、二〇一七年九月八日)およびチラシなど何種類か頂戴した。本号の巻頭記事は寺田鮎美「『植物画の黄金時代英国キュー王立植物園の精華から』によせて」。インターメディアテク館長は『装釘考』の西野嘉章氏)で、残念ながらもう終了してしまったが、十二月三日まで開催されていた。

the Royal Botanic Gardens, Kew

キューの所蔵する歴史的な植物画と東京大学所蔵の植物標本を組み合わせた展示だったそうだ。近場ならぜひ見ておきたかった。

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《キューの歴史は、1759年、当時の皇太子妃で後のジョージ三世の母親にあたるオーガスタ妃が王宮の周りに造った小さな庭園に始まる。今日では、キューは庭園として人々の憩いや楽しみの場であるだけでなく、世界中の植物や菌類について、最大でかつ極めて多様性に富むコレクションを有する世界有数の研究機関として知られる。
 そのキューの図書館には20万枚以上の植物画が保管されている。この植物画コレクションは、世界的に著名な植物画家であるゲオルグ・ディオニシウス・エーレト(1708-1770)やフランツ・アンドレアス・バウアー(1758-1840)の作品に加え、イギリス東インド会社による植民地支配を歴史的背景にした「カンバニー画」と呼ばれるインド人画家らの手がけた一群の植物画、キュー公式初代園長で世界に通用する植物園兼研究機関へとキューを発展させたウィリアム・ジャクソン・フッカー(1785-1865)やその息子で同じく園長を務めたジョセフ・ダルトン・フッカー(1817-1911)といった植物学者自らが手がけた作品を含む。》

20万点のなから、優品28点が西野館長によって選ばれたそうだ……。チラシのチューリップはエーレト作。

《これに対応する植物標本として展示するのは、総合研究博物館資料部植物部門所蔵のTulipa gesneriana L.(Liliaceae)である。》《チューリップは19世紀後半になって日本に渡来したと言われており、「鬱金香」の名で呼ばれた。本標本は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)で植栽されていたもので、ラベルに採集年として1877年4月10日の記載があり、日本におけるチューリップ栽培初期のものであると考えられる。》

カーティスの植物図


もうひとつ、植物図ということで注目すべき展覧会がある。こちらはまだ開催中。「開館二〇周年記念没後一一一年 五百城文哉[いおきぶんさい]「高山植物写生図」の世界」(小杉放菴記念日光美術館、2017年11月11日〜12月24日)。

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《なかでも五百城の評価を高めているのは、高山植物を中心とする、植物学的な知識に基づきながら精細に描かれた植物画の数々でしょう。五百城文哉は、農商務省山林局で標本の仕事にたずさわった後、日光に住まいを移してからは、本格的に植物の研究に取り組むようになります。現在残されている植物画の多くは、植物研究の同好者たちからの依頼によるものと推測されていますが、標本としての役割を果たすだけに留まらない、高い芸術性を持っており、描かれてから100年以上経った今でも、その色鮮やかな色彩は私たちを魅了してやみません。》(ちらしより)

五百城については下記の記事で少し触れたことがある。

小杉放庵『故郷』

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by sumus2013 | 2017-12-11 20:36 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)
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