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林哲夫の文画な日々2
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コルビジェ?

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国立西洋美術館で最初に見た展覧会のひとつ。これがほんとうの最初かどうかははっきり思い出せないが、大学に入ってすぐに見たのは間違いない。その頃は日記もつけていなかったので正確なことは分らないにしても入学以前には訪問していないと思うのだが……あいまい。

コメント欄でご指摘いただいたように小生は無意識にコルビジェと書く派である。どっちでもいいやと思っていたのだが、せっかくだから調べてみた。国会図書館蔵書より。

・近世建築 第95号 コルビュジエ氏近作集 洪洋社 1928

・建築芸術へ ル・コルビユジヱ 宮崎謙三訳 構成社書房 1929

・形式主義芸術論 中河与一 新潮社 1930 コルビジエの橫柄

・建築學研究 147 1948-09 ル・コルビジエ / 木田幸夫

・伽藍が白かつたとき ル・コルビュジェ 生田勉, 樋口清訳 岩波書店 1957

コルビジェの手紙 山田あつし 環境建設設計 1981

現在ではコルビュジェと書く方が優勢のようである。フランス語の発音を聞いても日本人の耳にはどちらにも聞こえるように思う。

「Le CORBUSIER」というのはペンネーム。本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリ(Charles-Edouard Jeanneret-Gris)。スイス生まれ。一九二〇年に画家のオザンファンと二人で『レスプリ・ヌーヴォ L'Esprit nouveau』という雑誌を創刊したが、そのときにこのペンネームを使い始めたそうだ。母方に南仏アルビ出の祖先がおり「ルコルベジエ Lecorbésier」と名乗っていた、そこから取ったとのこと。

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たまたま二〇〇四年に国立西洋美術館で開催された「建築探検─ぐるぐるめぐるル・コルビュジエの美術館」展のちらしを頂戴したので掲げておく。西洋美術館、何時以来のご無沙汰だろうか、増築してから二回?くらいしか訪問した記憶がないが、ちらしに載っている建物の細部の写真がなんとも懐かしい。そうそう、こういう不思議なスロープや階段があったあった。

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コルビジェ自身が自作について語る映像を集めた番組をYou Tube で見ることができる。



神奈川近美館長の水沢勉氏がFBにこんなことを書いておられた。

《上野の国立西洋美術館など「ル・コルビュジエの建築作品」が世界遺産登録勧告へ。・・・のニュースが駆け巡る。個人的には弟子の坂倉準三さんが先んじた、世界初の「無限成長美術館」モデル、1951年竣工の「鎌倉近美」の現状のほうがずっと「美しい」と思ってしまうのだが・・・》

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そうそう、鎌倉もわりとよく通った。ビンボー美術学生の身としては交通費(小平市の鷹の台から鎌倉まで!)が馬鹿にならないので頻繁に通うというわけにはいかなかったが。まだ土方定一館長の時代だったと思う。都心では見られないような展覧会が多かった印象がある。そうだ! ポール・デービス、これは間違いない。図録も買った(当時、図録を買うというのは小生にとってはかなり重い出費であった)。その他……何だったか、神奈川県近美のサイトで展覧会歴をチェックしてもあやふやだ。チケットはすべて保存してあるのだが、残念ながら郷里に置いてあってすぐに確認できないのが残念。

たしかにこの建物もオシャレだなと思った。西洋美術館よりは見やすかったし名前の通り近現代美術にも対応できる空間だった。ただし池を眺められるという構造がもうひとつピンとこなかった。作品を見る空間でどうして池や樹木を見る必要があるんだ? そんな疑問が浮かんだような気がする。若かったんだと思う。


by sumus2013 | 2016-05-24 20:03 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)
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