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林哲夫の文画な日々2
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春は来る

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古本の紙くずのなかに文明堂の包装紙がまぎれていた。かなりボロボロだが、そう古いわけでもなさそう。右手に刷ってあるのは西条八十の詩。

 鶴の枕の旅の日を
 なつかしみつゝそゞろ喰む
 文明堂のかすてらの
 甘きうれひに春は来る

絵はおなじみの図柄で現在もこれと同じもの、あるいはもっとカラフルなものが使われている。伊東深水の「伴天連主従図」。桃山時代の南蛮屏風から引用している。落款は《此君汀深水[深]》、深川の生まれにちなむのだろう。

「宮内庁御用達(文)文明堂」と左端に。文明堂の東京店(文明堂東京)は大正十一年創立、同十四年に宮内省御用達になっている。宮内省が戦後、宮内府を経て宮内庁になるのが昭和二十四年だから少なくともそれ以降の包装紙である。

カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂

by sumus2013 | 2016-02-17 20:43 | 古書日録 | Comments(0)
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