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林哲夫の文画な日々2
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ストレート・アヘッド

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「古書会館de古本まつり」初日。今年は少し遅く十一時頃に出かけたため満員御礼もいいところ。十二時前くらいには一段落して見やすくなったが、ピーク時には本を見るのにも往生した(会場が狭く、よって通路も狭い)。紙もの資料類がかなり出品されていて見応えはあった。ただしこれは箱の前にいる人一人だけしかチェックできない。箱は横一列にならんでいるから空いているところに取付ければいいのだが、満員状態ではそれもままならない。誰かが見終るまで待つタイミングがなかなか難しいのだ。

今年はとりたてて報告するような収穫なし。ちょっと寂しい。迷った品物はいくつもあったのだが、心が狭くなっているため(消費マインドが冷えているため)買い切れなかった。古書会館を出てそのまま東行。ヨゾラ舎へ。

ヨゾラ舎

LP箱(安い箱の方。レア物の箱はほんとにレアな品が満載 !?)のなかからジャケットを見て選り出したのがアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ「ストレート・アヘッド」(Concord Jazz,Inc. 1981 東芝EMI)の見本盤。プレーヤーで試聴させてくれるというので聴かせてもらった。一曲目「フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ」にグッと引き込まれる。ただし、あとは店主とのおしゃべりでBGMになってしまったが、レコード盤の音というのはやはりいいもんだ。もち買わせてもらう。300円也。試聴がクセになりそう。

《アート・ブレイキーは一見野性的な風貌を持ち、力強いドラミングで売ってきた人ではあるが、ソロイストのプレイを実によく聴いていて、シンパセティックにバックから煽る。ピアノとフォルテの使い方もこまかい。その意味で彼は野性的なドラマーではない。むしろ繊細な神経の持ち主であり、バンドメンの才能をフルに発揮させようとする。過去にもクリフォード・ブラウン、リー・モーガン、フレディ・ハバートなど、傑出したトランペッターを世に紹介したブレイキーではあるが、還暦を迎えて発見したウィントン・マルサリスは、この大ベテラン・リーダーを10年若返らせる作用を果たしたように思えるのである。》(解説・由井正一)

ウィントン・マルサリスがアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに加入したのは一九八〇年、十八歳少々のときだというから天才少年だったわけだ。一九六一年生まれなんだから驚いてしまう。翌年八一年には六月に「ストレート・アヘッド」を録音し、七月にハービー・ハンコック(当時四十歳)らとともに来日(「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」)、さらにバンドリーダーとして独立して人気沸騰したそうだ(二十歳前)。

他には小西昌幸氏がやっておられた初期の『ハードスタッフ』を何冊か見せてもらった。これは手書き版下(おどろくべき密度!)を印刷した熱気あふれる雑誌ぶりにちょっと驚く。店主が高校時代から購読してたものだとか。たしか12号は小西氏より頂戴していたのを思い出したが10号あたりまでが手作りっぽくまさにハードな感じだ。これはそこそこの値段ながらその価値は十二分にある。

ハードスタッフ

寺町を下って尚学堂書店のぞく。さらに南下し食料品など買って帰る。


by sumus2013 | 2016-02-12 20:53 | おととこゑ | Comments(0)
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