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林哲夫の文画な日々2
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鶴見俊輔、富士正晴展

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「鶴見俊輔、富士正晴」展 
平成28年2月1日〜3月30日

富士正晴記念館


富士正晴記念館は今月末まで設備改修のため休館中だが、来月から上記展示をスタートさせる。案内のチラシが届いた。鶴見俊輔追悼展と言ってもいいだろう。富士正晴と鶴見俊輔の交流が残された資料から細やかに描き出される展示になるようだ。

大きく分けてまず『思想の科学』と富士との交わり。次に『VIKING』と鶴見との関わり。そしてエトセトラ……富士正晴がちくま日本文学全集に入ったことについての鶴見の尽力、富士「東京漫遊記」と鶴見、鶴見の愛する富士の詩、小説。二人にとっての老年文学。中尾さんならではの目配りが感じられる内容である。

鶴見俊輔さんのこと

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上記二点の富士の絵は『富士正晴画遊録』(フィルムアート社、一九八四年)より。鶴見俊輔愛蔵の作品。下の絵は「変竹林屏風」の一部。同書に鶴見は「コーヒー店から三五年」というエッセイを寄せている。

《戦争が終ってまだそれほどたっていないころ、昭和二四年だったと思うが、京大のそばの進々堂コーヒー店であった。富士さんは河野健二氏とつれだっていて、河野さんから紹介された。
 それから三五年。年のはじめにもらう年賀状がたのしみだった。わずかの数の字が書いてあるだけだが、晴朗の感じがある。
 年賀状に画がかいてあることもあった。画もおもしろいので、「思想の科学」に画をたのんだことがある。》

屏風の絵は荘子からとられているそうだ。

《一望の下に人間の歴史を見わたすことができる。見わたすだけでなく、「私」がそれをどう生きるかもえがかれている。
 自分が死ぬ時に枕もとにおくつもりのびょうぶを、この絵をはってつくった。
 こんなふうに富士さんは、私のくらしに影響をあたえる画家である。》

実際、亡くなられたときにこの屏風が置かれていたのだろうか……




by sumus2013 | 2016-02-15 21:12 | もよおしいろいろ | Comments(0)
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