林哲夫の文画な日々2
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藤田嗣治資料

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『「藤田嗣治資料」公開展示』(東京藝術大学大学美術館、二〇一五年一二月一日)リーフレットを某氏より頂戴した。感謝です。上の写真右端。

《この資料は、藤田嗣治夫人であるFOUJITA Kimiyo(藤田君代)氏のもとに残された遺品で、2010年に本学に一括寄贈されたものです。約6000件に及ぶ資料には、1930年から1968年までの日記(1941〜1946を除く)や手稿・書簡、藤田が撮影した写真や映像、また彼が制作の助けとしたであろう19世紀から20世紀までの画家たちのドローイングなどが含まれており、藤田の生涯と創作活動を明らかにするための貴重な一次資料となっています。》

ということのようだが、これは見て見たいもの(残念ながら今回の展示は終了)、藤田の絵入り手紙は絶品なのだ。このリーフレットには藤田が蒐集した素描としてスタンラン、シャバンヌ、ブラングィンの三点が掲載されていて興味を惹く。コレクターとしてのフジタがどういう態度だったのか知りたいような気がしないでもない。

上の写真、中央は公開中の映画、小栗康平監督「FOUJITA」のちらし。フジタはオダギリジョー、君代夫人は中谷美紀。左は『MOMATコレクション 特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。』図録(東京国立近代美術館、二〇一五年)。こちらは十三日まで開催中。藤田の戦争画がアメリカから返還されたとき(無期限貸与)にいくつか見た記憶がある。迫力があるような、こけおどしのような(物語の挿絵的な)、微妙な感じを受けた。また、故意なのかどうか(そりゃ、意図的でしょうね)、これらの暗褐色でごちゃごちゃした絵柄では戦意発揚には決してならないだろうということもよく分った。なお公開作品は二十六点。戦争画全十四点一挙公開は初めての試みだそうだ。戦争画と写真を除けば十一点ということになる。これは国立近代美術館の所蔵としては多いのか少ないのか……。それはともかく初期作品「パリ風景」が学生時代から好きだった。

by sumus2013 | 2015-12-07 21:04 | もよおしいろいろ | Comments(0)
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