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林哲夫の文画な日々2
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アンヴァリッド古本市

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アンヴァリッド広場で古本市があると教えてくれる人がいた。予期せぬ情報にいそいそと出かけた。バスが便利なのでバスを利用した。アンヴァリッドのバス停に到着すると運転手が早口でアナウンスした。「本日の運行はここまでです。みなさん下車してください」と言ったらしい。バスはシャンゼリゼ行きなのでまだしばらく走るはずだが、乗客は「またか」という顔でみな黙って降りていた。

どうやら今月発表されたエール・フランスの大リストラに反対するデモ行進が行なわれたもようで、小生の乗ったバスのルートと重なるため運行を中止したらしい。パリではこのような処置は珍しくなく(デモ行進が頻繁に行なわれるというのもある)、ルート変更などもしばしばで面食らう。ま、今日はここが目的地だったので問題はないが。

だだっ広いアンヴァリッド広場(Esplanade des Invalides)の端のほうに青いビニールシートが見えているので古本市の会場はすぐに分かった。

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六月のサン・シュルピス古本市のおよそ半分か、それ以下の規模である。ただ古本ブースと同じくらいアンティークのブースも出ているので全体の規模はほぼ六月に匹敵するか、少し少ないくらいだろう。

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本日が初日、月曜日まで続くようだ。午前十一時からでもう昼は過ぎていた。まだ客はほとんどおらず、ゆっくり見てまわれた。そそられる本は何冊もあったのだが、どうしても欲しいか? と自問。そこまでのものはなかった……と思っていたら、珍しく人見知りしない店主が声をかけてきた(顧客以外は知らんぷりの店主が多いように思う)。「ローラン・トポールで何かないか」と尋ねたら、少し考えてiPadを取り出した。自分のサイトを開いて「あった、あった、これはどうだい?」と。知らない雑誌だった。画像がないのでどんなものか分からない。「今、持ってないの?」と聞き返すと、またしばらく考えて「いや、そう、たしか持ってきている」と分厚いクリアーファイルを取り出してめくり始めた。「これだよ、どうだ、いいだろう」。雑誌ではなく新聞だった。う〜ん、たしかにいい。これなら欲しい。少し安くしないか、とほのめかしたが、「この値段は安い」とキッパリ。もちろん買わせていただきました。

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トポールを買ったら財布がほぼカラになった。これで打ち止め……では少々さびしい。なけなしの5ユーロ札で古写真を一枚求めて、ひとまず満足。


by sumus2013 | 2015-10-09 03:39 | 古書日録 | Comments(4)
Commented by 牛津 at 2015-10-09 07:07 x
やはり外国の古書店は露店であっても、デイスプレイ
に優れていますね。雑誌を主力にしているような店
がありますが、一日中すごせそうです。四天王寺に
寄ってゆっくりとしてきます。

でも、この古写真が5ユーロとは少々高くないですか。
今の換算率からすると。
Commented by sumus2013 at 2015-10-09 15:31
高いですよねえ、700円ですもの。だから泣く泣く一枚でがまんしました。
Commented by 牛津 at 2015-10-09 23:02 x
砂っぽい四天王寺へまわってきました。10倍くらい
天神が豊かでした、少なくとも私にとっては。100円
均一が大人と子供の差でした。

ところが、古本の神様はきまぐれです。四天王寺にポツンと
大物をただ同然でおいてあるではないですか。1冊を抱き
かかえ帰宅しました。

『古本デッサン帳』を再読しています。いい本ですね。
今、いらっしゃるところと重ねると、「パリぐるぐる旅」
は感慨無量です。
Commented by sumus2013 at 2015-10-10 15:52
ご利益ありましたね!(天神さんか、弘法さんか分かりませんが) 拙著楽しんでいただけて何よりです。あの頃より年取った分、賢くなっていればいいのですが、全然、衰えを感じる一方です…
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