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創造と狂気寺町のギャルリー宮脇で開かれた「フィリップ・ザクサー追悼展関連イベント 対談杉村正昭×鈴木創士『創造と狂気』ーー絵画と精神疾患」へ。その前に寺町沿いの古書店でガサゴソ。いいものありました。 絵画と精神疾患ということでアール・ブリュットやゴッホをめぐるフランス人の言説がおうむがえしにされた。アルトーのゴッホ論もいいが、アルトーの絵画について話して欲しかった。ただ鈴木氏が政治的な痛罵を二度ほど発して(パラソフィアとわれらが首相について)、それがよく効いていた。終りの方で「実在」とは何ですか?(ゴッホの絵画について実在が問題にされていたため)という質問が会場よりあって鈴木氏がやや口ごもりながら「現実の世界に空いた穴みたいなもの」と答えたのもなかなか良かった。ただ意味は不明。結局、狂気と創造は無関係というような結論でいいのかな……? そうそう、途中で参加者のなかの精神科医という方が「精神の病は治せない、患者さんが自然に治るだけ」というような意味のことを体験的に発言されたのが一番印象に残った。
by sumus2013
| 2015-05-30 21:10
| もよおしいろいろ
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Comments(2)
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