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林哲夫の文画な日々2
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否定形のブックデザイン

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このところ本好きの間で話題になっている『アイデア』368号(誠文堂新光社、二〇一四年一二月一〇日)。ぜひ買わなければと思っていたら某氏より恵んでいただいた。深謝です。「日本オルタナ精神譜 1970-1994 否定形のブックデザイン」、要するに主に七〇年以降に活躍した(している)個人出版あるいはそれに極めて近い形で美本を出していた出版人(編集人、装幀者)の特集である。

いきなり吉岡実の昏睡季節』(一九四〇年)から始まっている。これが写真、レイアウトともに見事な誌面なのでうっとり眺めてしまう。次が小尾俊人、清水康雄、村上一郎ときて、ここで政田岑生が登場。これまでも政田については何度か書いたが、本はほとんど持ち合わせないので非常に興味深い。

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つぎが湯川書房。改めて図版で見渡すと湯川さんの本はなかなか艶っぽい。湯川さんの性格なのだろう。テクストは古くから湯川さんをご存知の戸田勝久さん。

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つづいて生田耕作・廣政かほる(後に生田かをるのサバト館。

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さらに関西勢が続いて渡辺一考さん。まさに本数寄の本造り。

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その次は関東勢が並んでいるので、ここではちょっと省かせてもらって京都大学学術出版会の八木俊樹の本もいい。八木氏と石川九楊とのコンビついては知識がなかったため目を吸い付けられた。そして平出隆。なるほどと唸る本ばかり。

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全体的に書影もいいし、レイアウトも凝り過ぎず、読みやすく仕上げられている。これからの本造りの参考にさせてもらおう。



by sumus2013 | 2014-12-17 20:38 | おすすめ本棚 | Comments(2)
Commented by 岩田 at 2014-12-18 20:59 x
これは正に買いですね!
Commented by sumus2013 at 2014-12-19 19:54
買いです。
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