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林哲夫の文画な日々2
by sumus2013


蜷川譲さん死去

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蜷川譲さん(にながわ・ゆずる=フランス文学者)が9日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去、89歳。お別れの会は関係者で営まれた。
 1951年にロマン・ロラン協会を設立、思想の普及に努めた。平和運動で知られる政治学者、大山郁夫の再評価にも尽力。著書に「フランス文学散歩」。》(朝日新聞デジタル版より)


蜷川譲さんには『パリに死す 評伝・椎名其二』(藤原書店、一九九六年)という著書があり、その本が出てしばらくしたころだったと思うが、京都で半日ご一緒したことがあった。椎名はもちろん金山康喜や木村忠太などパリで親しく付き合っておられた画家たちのお話もうかがった。野見山暁治の書いていることが全てだと思われるのは心外だとおっしゃっていたのが印象に残る。ご冥福をお祈りします。

堀井梁歩は椎名其二の親友だった

by sumus2013 | 2014-07-18 11:48 | 古書日録 | Comments(0)
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