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林哲夫の文画な日々2
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京子の思い出

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現在2区のプティ・シャン通りにある日本食品の店「京子」、かつては5区のパンテオンに近いサン・ジャック通りにあった。一九八〇年にパリにいたとき何度か京子で食事をしたことを思い出す。店に入るといろいろな日本食材が並んでおり、その奥にさほど広くない食堂スペースがあった。少なくとも一度はラーメンを食べたような気がする【が、ラーメンはなかったと言う人もいるから記憶違いかも】。

そのときのイメージが記憶のスクリーンに焼き付いているのだが、なんとなく薄暗いわびしい感じなのだ。異郷に来た……という不安のようなものがあったのだろう。たしかモンジュ通りのアレーヌ(円形闘技場、ローマ時代の遺跡、現在は公園)の向かいにあった安宿に泊まっていた。

夕闇の迫るころパンテオンを坂の上に見た景色も忘れられない。その五十年以上前には佐伯祐三もこのあたりを徘徊してあちらこちらでイーゼルを立てていた。パンテオンやサンジャック教会(Saint-Jacques du Haut Pas)の塔を描いた作品も残っている。もちろん、ザッキンやブランクーシ、イサム・ノグチやマン・レイも同じ時間と空間を共有していたわけである。

具体的にパンテオンの京子食品がどこに位置していたのか? はっきりと思い出せなかったのだが、ある方が一九七六年の『いりふねパリガイド』を持っておられて、京子の住所が「176, Rue Saint Jacques」だと教えてくださった。ということで早速写真を撮りに出かけた。

上はサンジャック通りの北側から京子(看板がかかっている建物、ちょうど自転車の男性の頭があるところ)を眺めたところ。この立ち位置だと左手にパンテオンが見える。

現在はアジア料理の店、サロン・ド・テ「ロワイヤル・サンジャック」。この周辺にはアジア、中東、インドなどのレストランが集まっているようだ。

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同じ通りを南側から眺めるとこういう風景。塔のあたりがソルボンヌ。その先にセーヌ川がある。

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ささやかなセンチメンタル・ジャーニーでした。




by sumus2013 | 2014-06-29 00:58 | 古書日録 | Comments(4)
Commented at 2014-06-29 10:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumus2013 at 2014-06-29 14:20
喜んでいただけて何よりです!
Commented by ばば at 2015-10-23 17:45 x
ラーメンを食べた記憶が、インスタント・ラーメンだったですがね(75年頃)
Commented by sumus2013 at 2015-10-24 01:45
やっぱり! ラーメンありましたよね。
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