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林哲夫の文画な日々2
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フォンタナ/イラン/メープルソープ

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パレ・ド・トーキョーでルチオ・フォンタナの回顧展を見た。キャンヴァス切り裂きはあまりに有名。そのフォンタナが具象彫刻から始めていたとは知らなかった。一九三〇年代にはモダニズム風の構成的な形の立体制作になり、戦時中には半具象の陶芸作品を作り、戦後「空間概念」と題した穴あき、切り裂き画面へと展開する。

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TVなどに取材された画像を編集した映像が流されていたのでしばらく鑑賞する。穴あき作品を制作する映像で新鮮だったのは、大きな画板に穴を次々あけて行く音がリズミカルでドラムのようだったこと。

さらに同じ建物の別のフロアでやっている「Unedited History 1960-2014」展(わざわざ英語を使っている)。イラン美術および映像の半世紀を編集しないでありのままに展示した、という意図であろう。編集しないといっても選択はされているわけだが。

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『A NOUS PARIS』(駅に無料で置いてある情報誌)652号にこの展覧会の紹介が載っていたので興味をもった。大雑把に1960-78年はシャーと妃のファラ・ディーバによる現代化の時代、1979年イラン革命とイラン・イラク戦争(1979-88)時代、そして1989から今日までと区分されている。

グラフィック・デザインも展示されていた。

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絵画はともかく写真はすぐれた作品が多かった。あとは現代美術のインスタレーション。 Chohreh Feyzdjou のちょっとボイスやキーファーを思わせるような質感で巨大な倉庫のような空間を構築している作品が圧巻だったように思う。


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パレ・ド・トーキョーからメトロで二駅のグラン・パレへ。南東ギャラリーで開催されているメープルソープの回顧展を見る。日本でも何度か見ているので、さほど驚きはない。イランの写真を見たばかりの目には、善し悪しは別にして、何とも不思議な感じ。十八歳未満入室禁止の展示室もあった。ま、たしかに。こういう世界もあるのだ。

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by sumus2013 | 2014-06-19 04:08 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)
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