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高津宮観桜会恒例の一軸観桜会が大阪の高津宮で開かれた。昨年は雨だったが、今年はまずまずの天候で結婚式も執り行われていた。三十数名の参加。みなさん秘蔵作品を持参されていた。江戸初期から戦後まで幅広い出品でたいへん勉強になった。 闌時休言傲看等閑老自有玄 霜白月前 七十二翁南岳 自力で何とか読んでみた。間違っているようなら、御教示を。これだと平仄が合わないところがあるようだが。 藤沢南岳は天保十三年(1842)讃岐国生まれ。父の東畡は高松生まれで大阪で泊園書院を設立した古文辞学者。高松藩に召し抱えられた。その跡を継いだのが南岳で、南岳も高松藩の講道館で督学を勤め、仁丹、寒霞渓、通天閣などの命名者でもある。南岳次男の藤沢章二郎(黄坡、三惜書屋初稿)は関西大学の教授。その息子が小説家の藤沢桓夫。 署名にある七十二翁はかぞえ年なら大正二年か。満年齢なら大正三年、ちょうど百年前の作品ということになる。大正九年(1920)歿。
by sumus2013
| 2014-04-05 21:23
| もよおしいろいろ
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Comments(4)
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yf
at 2014-04-06 09:59
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高津さんでも観桜会で古本市があるとは思いませんでした。
ここは落語の「高津の富」で有名、我々夫婦は高津さんで結婚式を挙げました。当時、ここを北に行った処に自宅があったせいです。仕事も近くの松屋町筋、いい思い出は少なく用がありましても、顔を伏せて通ります。 お正月は名店「ながほり」さんの呼びかけで、沢山の居酒屋、食堂、レストランの露店が並びます。是非一度お出かけ下さい。
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sumus2013 at 2014-04-06 11:34
yfさま、高津さんで御結婚されたのですか! 由緒あるお宮さんですねえ。昨日も屋台が並び花見の人出で賑わっていました。なおこれは古本市ではなく、美術数寄の集りです。
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yf
at 2014-04-06 16:57
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そう忘れていました。高津さんの西、松屋町筋を南(南行き一方通行)に行きますと右手に「関西マツダ」ある処、左へ、通称「学園坂」を上がり、初めての交差点(谷町筋)を左折、初めての道を左に入ります。左側は大阪女子学園校舎」突き当たりの右角のお寺『「青蓮寺』が湯川書房・湯川成一の墓『湯川家』の墓碑があります。墓碑はお寺の一番奥、右手の塀に面しています。小生は『水雀忌』(7月11日)にはその前後に「線香」持って行きます。手入れの行き届いたお寺です。無断で入れます。
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sumus2013 at 2014-04-06 21:47
ある方に教えていただき、一度お詣りさせていただいたことがあります。
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