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番傘のスミカズ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本文も見るともなく見ていると「京都」というお題が目に留まった。いくつか引いてみる。 京極でお踏みやしたと言ひ募り 只英 茄子歯が馬鹿に嬉しい京言葉 柳舟 射る真似をして見る三十三間堂 卯木 伯父さんの家には水車上京区 汀果 そうどすかそうやおへんに乗過し 汀果 先斗町行合ふ傘を上と下 當百 彦九郎の座つた辺り牛の糞 當百 『番傘』は大阪の結社であり雑誌なのだが、彼らが京都へ吟行(と言うのかどうか知らないが)に来るとやはりその言葉の異様さがまず耳についたようである。茄子歯(なすびば)はお歯黒のこと。三十三間堂はまさに今でも中学生がやっていそうな光景。水車は上京区の小川(現在は埋められて小川通り地下の暗渠となっている)沿いに点在していたようである。乗過しは下車していいかどうかを電車に同乗していた娘たちに尋ねたということだろうか。先斗町の路は今も狭い。彦九郎は三条橋の東詰めに銅像が立って(座って)いるあたりをさすのだろうが、大正初めだと牛(牛のひく車)が普通に通っていたようだ。 ■
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by sumus2013
| 2014-02-08 20:38
| 関西の出版社
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Comments(2)
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