林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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法令マニュアル

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『MANUEL DE L'ARRÊTÉ』(DÉFENSE COLLECTIVE)。これは(これも)パリのブラッサンス公園で求めた小さな冊子(タテ145ミリ)。一九七〇年代初頃に発行されたと思われる。平台に小形の左翼出版物(毛沢東語録のようなものが多かった)ばかり詰め込んだ箱がふたつほどあった。店主の言うには同じ人のコレクションだそうだ。ガリ版刷のような祖末な冊子ばかり選んで数冊買ったなかの一冊。

『法令マニュアル』である。発行所は「集団防衛[デファンス・コレクティヴ]」と名乗っている。活動家らに向けて警察や裁判所での対応を指南する内容だ。

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例えば「警察に向かって」

I 警察があなたの家にやってきたら

1. 警察はあなたに共助依頼(commission rogatoire)すなわち法的機関(共和国の検事、予審判事あるいは裁判所長)から発せられた許可証を見せなければいけません。

この許可証を見せるように要求してください。それが逮捕や家宅捜索を認めているかどうかを確かめます。そうでなければ、いかなる家宅捜索や逮捕も拒否しなければなりません。

2. 現行犯、麻薬事件または国家安全裁判所からの委任によるのでない限り、警察は日没と日の出の間にあなたの家に入ることはできません。もし警察がこの規定を無視するならば、決して家に入れてはいけません。

3. あなたの住居への家宅捜索はあなた自身または二人の証人の立ち会いがなければ行われません。

といったような調子である。警察に踏み込まれたときには、このように時間をかせいで証拠を隠したり、仲間に電話をしたりしなさいというアドヴァイスも。かなり実践的だ。

つまるところ、労働者、移民、若者、革命的闘士たちは警察および裁判所に対しているときは《敵に対しているのであり、彼らを敵として扱わなければならない》という基本的な決まり事を心に刻み付けておきなさいということらしい。

「集団防衛」の事務所はビュフォン通り七十三番地。土曜日だけ開いていたようだ。五区、植物園のすぐ近く。ソルボンヌからもそう離れていない学生街のはずれである。

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by sumus2013 | 2016-03-02 21:14 | 古書日録 | Comments(0)

ディラン・トマス詩集

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Dylan Tomas『Collected Poems 1934-1952』(An Aldine Paperback, J.M. DENT & SONS, 1972)。ディラン・トマス詩集。ディラン・トマスといってもボブ・ディランがその芸名(現在はボブ・ディランに改名)のディランをそこから取った詩人だというくらいの認識しかなった。

たまたま均一棚でこのペーパーバックを見つけて絶対読まないだろうなと思いつつ頁を繰っていると次に掲げる形象詩が目に付いた。これは買うしかないでしょう。時代的にはコンクリート・ポエトリー(具体詩)に先んじており具体詩とは呼べないのだろうが、その系統に属するものである。具体詩については以前簡単にまとめておいた。

カリグラム

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スキャンしただけではあまりにイージーなのでこの「VISION AND PRAYER」をボツボツと読んでみた。すぐに連想したのはもちろんボブ・ディランなどではなくU2のアルバム「The Joshua Tree」の歌詞。まさに"With or Without You" という感じじゃないかな。


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by sumus2013 | 2016-03-01 20:40 | 古書日録 | Comments(0)