林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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30年代美術館

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パリ郊外のブーローニュ・ビランクール(BOULOGNE-BILLANCOURT)にある一九三〇年代美術館(Musée des Années Trente)を訪ねる。ランドウスキー・センター(L'Espace Landowski)という、美術館の他に映画館、図書館などの入る文化施設の一角にある。ランドウスキー(1875-1961)はブーローニュ・ビランクールにアトリエを構えていたヒューマニストの彫刻家である。数々のモニュメントを制作しているが、たぶん最も知られているのはリオデジャネイロの両手を広げるキリスト像。

パリ西南郊にあるこの地域には二十世紀の初め頃から多くの芸術家が住み着いていたという。この美術館はそういう画家や彫刻家たちの作品を中心に蒐集しているようだ。とくに著名な人物はいない。珍しいと思ったのは絵本作家ブーテ・ド・モンベルの油絵、他にはタマラ・ド・レンピッカ、モーリス・ドニあたりが有名どころ。ほとんどの絵も彫刻も知らない作家ばかり(小生が無知なだけかもしれないが)。ある意味、フランス近現代美術史のもうひとつの側面がうかがえる非常に新鮮なコレクションだとも言える(こういう姿勢は日本の地方美術館ももっと見習ってもらいたいもの)。

またいわゆる美術作品とは別に建築、家具、銀食器などやはりアールデコの影響下にある装飾美術作品も幅広く集め、三〇年代に限らず戦後にいたるまでの工業製品(フランスだけでなく外国のデザイナーの作品も収蔵)を蒐集展示しているのもひとつの特徴となっている。日本製品ではソニーのトランジスタ・ラジオとポータブル・テレビが並んでいた。スペースとしてはやや物足りないが、このくらいの規模の方がさっと鑑賞するにはちょうどいいかもしれない(アール・ゼ・メティエの工業博物館は広過ぎて…)

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面白かったのは常設よりも企画展示。「ブーローニュのクリーニング業」。

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ブーローニュ・ビランクールという土地には十七世紀から洗濯屋が存在しており(セーヌ河で洗濯女がじゃぶじゃぶやっていた)、十九世紀になるとパリの人口膨張、洗濯技術の工業化もあってブーローニュは一大クリーニング工場となっていったらしい。その過程を道具類から機械類、石鹸洗剤、絵画、書類、書籍、ポスターやクリーニング工場の模型、設計図などかゆいところに手の届くコレクションによって再現している。動画も各所でモニター上映。洗濯屋の文化史、このまま一冊のヴィジュアル本になるだろう。一昨年見た連続殺人犯ランドリュ展も興味深かったが、それ以来の目からウロコの展覧会。

ランドリュって誰?

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by sumus2013 | 2015-10-22 03:10 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)

古本河岸

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サンポールからサンミッシェルまで散歩。何年か前にサンポールの古本屋を軒並み回ったが、今日はブラブラするだけ。サン・ポール通りにあった英文書籍の書店「The Red Wheelbarrow(赤い手押し車)」は閉店して古物屋になっていた(二〇一二年のことらしい)。フーカード書店は健在だった。ただし開店していなかった。

フーカード書店

下はサン・ポール通りとつながっているシャルルマーニュ通りの古書店。午後二時ちょうどくらい。書店主が昼食から戻ってきた。

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セーヌ河の中之島サンルイ島を横切ってトゥールネル河岸を歩く。ノートルダム寺院に近くなるにつけて観光客も増えてきて、ブキニスト古本箱もいくつか開いている。

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さすがにこのあたりで何か買おうとは思わないが、おやっと思うような本を置いている店もあった。シェイクスピアー書店はいつもながらの賑わい。店頭で記念撮影する人たちがこんなに多い古本屋も珍しいだろう(以前も紹介したので写真は略す)。


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by sumus2013 | 2015-10-21 03:33 | 古書日録 | Comments(0)

書架彷徨

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書架彷徨
2015年10月10日〜31日

ギャラリーロイユ


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「書物」をテーマに、鉛筆画、銅版画、油彩、コラージュ、
オブジェなど本に関する作品、蔵書票、ルリユールを展示

《参加予定作家》
アルフォンス井上、市田文子、伊豫田晃一
北見隆、齋藤修、杉本一文、戸田勝久
林由紀子、林哲夫、坂東壮一、村澤美独
山下陽子、山本六三、M!DOR!


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by sumus2013 | 2015-10-20 15:41 | 画家=林哲夫 | Comments(0)

蚤の市見るのみ

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メトロ4号線で終点ポルト・ド・クリニャンクールへ。一九七六年に訪れて以来である。世界一の広さだというアンティーク・マーケット。七六年はガラクタばかりでけっこう高いことを言うのでヘキエキしたものだが、四十年近く経ってどうなっているのか、ちょっと興味があった。とは言え、蚤の市のはずれにあるアヴニュー書店へは最近二度来ているからある程度の雰囲気は想像できていた。

地下鉄を出て蚤の市の会場へ行くまでがすごいことになっている。路上でスマートホンひとつだけ持って通行人に売るアフリカ系の男たち。一人二人ではない。次々声をかけられるが完全無視。テントだけの店がずらりと並んだ大規模夜店市のような一角もある。非常な活気。ただしパリだとは思えない(正確にはパリ市内と市外の境目)。そこを通り過ぎてやっとサントゥーアンの蚤の市に到着。地図があるが、とにかく広い。斜めに走る中央通を歩いて様子を見る。いくつかのマルシェに区切られているようだが、これらに精通するには相当通わないと無理そうだ。

諦めてどんどん歩きアヴニュー書店を目指す。するとますますパリいやフランスとは思えない光景が展開しはじめ、どこか知らない国に迷い込んだ感じ。四十年前のまだまだ牧歌的な光景が噓のようだし、当時ガラクタと見えたようなものは、現在の品揃えからすれば宝物のように思えてくるくらい、ほんとうに使い古しの日用品から怪しげな民芸品までじつに様々な品物を売っている。そのヴァイタリティに驚かされる。

ようやくアヴニュー書店を発見。迷いそうだったが、迷わなかった。

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一歩店内に入るやいなや書店特有の静けさが支配する空間に。そう、昨年はここで『クーピュール』を求めたのだ。

クーピュール

今年も何かあればと目を皿にしたが、これぞというものなし。少々残念。何も買わないのも気分が悪い。ごく薄い雑誌『L'ARCHIBRAS』N0.5(1968)を抜き出した。同誌は第一号他数冊あったが、この第五号は一九六八年のプラハ、キューバ、パリの騒乱に触発された緊急出版のため体裁が全く違っている。『COUPURES』の前にジャン・シュステル(Jean Schuster)が関わっていたシュルレアリスムの雑誌なのも何かの縁。

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by sumus2013 | 2015-10-20 02:56 | 古書日録 | Comments(0)

ブラッサンス公園再訪

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土日のどちらかはやはりブラッサンス公園へ足が向く。先週出ていた安売りの店、今日も出ていてホクホク。状態は良くないながらかなり珍しい小型本を一冊発見。よっしゃー、これだけで来た甲斐があったというもの。

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先週、絵本まつりをやっていた場所で今日は安売り大会が。一区画をロープで仕切ってそのなかに段ボール箱をずらりと並べてある。レジには1kg5ユーロの表示(Kaki より安い!)、そしてそのとなりに計量器(スーパーで肉や果物を量り売りするときに使っているのと同じ)、いやあ、これはパリでは初めて目にした(京都の百万遍古本まつりでも量り売りやっていたことがあった)が、薄い軽い本ならたくさん買えるなあ……とはいえそういう本はあまりなかった。

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ひと通り見て帰ろうかなと思ったら「日本語」と小さな張り紙のある店が目にとまった。店番をしている女性、なんと日本人の方である。今まで何度も通っているのに気がつかなかった(日本人女性がおられるというのは聞いてはいたけれど)。先週の絵本まつりのときにも店番しておられたというが、見過ごしていた(本しか見ていない…わけでもないが)。

お話をうかがうと三十年以上フランスに住んでおられ二十年前から古本屋の女房(ご主人はフランス人)、そして店売りを止めてネット販売に移行した八年前からブラッサンス公園に毎週出店しておられるとのこと。今まで気づかないとは節穴だった……

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絵本がご専門とのことで、海ねこさんもよくご存知だった。いい絵本ありました。いろいろお話をうがかったので、またいずれ報告するかもしれない。

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by sumus2013 | 2015-10-19 00:23 | 古書日録 | Comments(2)

KAKI

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小雨のなかふたたびエドガー・キネ通りのモノプリへ買い出しに。すると、キネ通りの中央分離帯でアンティーク市が立っている。中央分離帯というか、ほとんど細長い公園のような作りになっている。週に二日くらい食品を中心とした市(マルシェ)が立つ。それとは別にアンティーク市も定期的に行なわれるようだ。

古物は後でゆっくり見にくるつもりでまずシュペール・マルシェ(スーパーマーケット)モノプリの食品売り場へ。続いて自然食マーケット、セ・ボン(C'BON)に寄る。先日話題にした栗(シャテーニュ)とともに柿(KAKI)が並んでいた。スペイン産だそうだ。キロ当たり5.40ユーロは林檎や洋梨と比べると少々高めである。フランスではプロヴァンス地方で生産されているらしいが、パリ市内でも大きな柿の木を見た。なお「AB」という表示は自然農法による産品の意味。

買物を宿に持ち帰ってから出直す。雨のため人出は少ない。古本も1ユーロから。意外と本格的な古本屋も出ている。

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古本ではこれといって何もなし。古道具の方もざっと見る。高そうな絨毯や銀製品の店から、さまざまな日用品を放り込んだ段ボール箱をいくつも置いてすべて1ユーロと書いてある店まで。1ユーロに一瞬目が輝いたものの中を見れば見るほどがっくりしてしまう。ま、当然だ。

日本人の若い親子連れがやってきた。夫が1ユーロ箱から大きな哺乳瓶(陶器でできているようだった)を見つけて、何度か逡巡したあと、妻に向かって「これ買ってもいい?」と尋ねた。妻は「どうすんのよ、そんなもの」という顔をしたが「ほしければ、どうぞ」と渋々許す。子どもはもう五歳くらいにはなっているようだったから息子のためではない。小生もそんなもの買ってどうするのと心の中で思った……けれども、マジ人事ではないのであった。

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by sumus2013 | 2015-10-18 03:05 | 古書日録 | Comments(0)

本のなる木

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毎度のことながらポンピドゥー・センター詣で。入口に以前はなかった金属探知ゲートが設置され、係員がカバンの中を逐一調べる。目下は特に惹かれる展覧会もやっていなかったので(ウィルフレッド・ラム展など)フラマリオンの書店だけひと通り眺めて外へ出た。敷地内の隅にあるブランクーシのアトリエ(以前も紹介しました)を見ておこうと思ってそちらへ向かう階段を上がると、おや、なんと、樹木に本がなっている。

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これは何かポンピドゥーに関連のあるインスタレーションなのか、あるいは無名アーティストによる路上アートか、または単なるいたずらか…? いずれにしてもちょっと面白い。つぎつぎ本が実を結ぶ樹とは、ありがたいような、そうでもないような……


38番のバスでサンミッシェルまで。河岸の古本箱はほとんど開いていない。ジベール・ジョセフへ行こうと思っていたが、その手前にあるブーリニエ(BOULINIER)に入ってみることにする。新古本チェーンのモナリゼが潰れてその後を継ぐように頑張っているのがこのブーリニエのようだ。とにかく安い。いつも人だかりの絶えない表の均一は0.20ユーロから。これは格別の安さ。この近辺の他の古書店は(ジベールも含め)どんなに安くても0.50ユーロ。もちろん0.20ユーロでろくな本はないけれど、安いのだから何か取り柄があるかもしれない。

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一階の店内はレコードやCDもかなり揃っている。シングル盤が何百枚も入った展示台の前に張り付いている客が数人いた。地下へ螺旋階段を降りると、古書全般が手際良く並べられていて、ここにも熱心な客がじっくり本を選んでいる。白っぽい本が多いが、本当に古い本も少しは揃えている。ただその内容は期待できないレベル。セコハン中心と考えた方がいい。店内も値段は他店より格段に安い。

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まったく期待していなかったが、いきなりシュルレアリスム特集の古書目録を発見。1ユーロはうれしい。もう一冊、Salim Jay『Merci Roland Topor』(Fayard, 2014)も格安で。これもありがたい。この店からセーヌ河寄り、目と鼻の先に一軒小ぶりなブーリニエがあるので注意。

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by sumus2013 | 2015-10-17 03:47 | 古書日録 | Comments(0)

骨まで愛して

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パリの植物園(Jardin des Plantes)のなかにある古生物学比較解剖学展示館を訪問した。内容等については下記サイトが詳しいので参照されたし。当方はただただ写真を撮っただけ。

パリ自然史博物館・古生物学比較解剖学展示館

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一階が現存する動物の骨格および解剖模型などの展示。二階が古代生物の化石など。三階は小型の化石類がずらりとショーケースに入っている。標本は細部を見るとやや雑な接着だし、説明も旧態然として観客に親切な展示とは言い難いのだが、建物といい、そのレイアウトといい、インスタレーションというか、ひとつのアート作品のような感じを受ける。自然科学にさほど興味がなくとも一見の価値ありだ。

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by sumus2013 | 2015-10-16 00:07 | 雲遅空想美術館 | Comments(2)

すべては変わりゆく

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サンジェルマン・デプレ教会の前からラ・ユヌ書店を撮影。現在、大掛かりな改装が進行中。ところが、ネット検索して驚いた。今年いっぱいの営業で閉店するらしい! 

La librairie La Hune baisse définitivement pavillon

たいした買物をした覚えはないが、サンジェルマン大通りに面していた当時の店舗でモランディの画集など何冊か求めた。最近、ラベー通りに移転して頑張っているように見えたのだが……

クリュニーからデプレ

なおラ・ユヌ書店のサイトでは、エリオット・アーウィット写真展の告知などが発表されている。どうやら写真専門のギャラリーに変身するようだ。

LA HUNE, SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS


もうひとつがっかりしたこと。ラ・ユヌ書店の斜め向かい、デプレ教会の一角にあるアポリネール公園。このピカソ作のアポリネール記念像のかたわらに一本の樹木があった。その樹が気に入っていたのだが、いつのまにか姿を消しているではないか。今は像の後ろに菜園のようなものが作られ、その脇に若木が植えられてはいる。以前の芝生と樹木と像とのバランスが好きだったのに、誰がこんなことを。

アポリネールの記念像

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変化する、と言えば、今月フランス政府は根本的な教育方針の改革を発表した。新聞を読んでないので詳しくは分からないけれど、エリート主義を修正して全体の教育レベルを平均化するようにつとめるらしい。

それに対する猛烈な反対のデモが先日行なわれた。デモ(マニフェスタシオン)は人民の権利である。例によって交通はまったく遮断されたが……。次の写真はどちらもモンパルナス大通りとラスパイユ大通りの交差点付近。

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「ラテン語、ギリシャ語を殺すな!」というプラカードからそれらの言語を重視しないと発表したようだな、と推測できる。


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by sumus2013 | 2015-10-15 02:52 | 古書日録 | Comments(0)

シュールなコレクション

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昨年もNさん所蔵のシュルレアリスム関係の書籍類を拝見したのだが、今年もふたたび見せていただく機会を得た。

シュールな特装本
http://sumus2013.exblog.jp/22404754/

そのごく一部だけをここで紹介しておく。Nさんはかなり前から蒐集されておられるから安価に求められたものがほとんどとのことだが、今から集めるには小生などには荷が重すぎる、というか不可能。涎を垂らさぬよう気をつけながら写真に収めさせてもらった。

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「封印された星 À l'Étoile scellée」画廊の案内状(?)。ブルトンが中心となって一九五二年にオープンして運営されたギャルリーでジョルジュ・ゴルドファン(Georges Goldfayn )が管理していたそうだ。これは欲しいなあ……カンタンに真似できそうだけど。

Présentation pour l'ouverture de la galerie À l'Étoile scellée

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ポール・エリュアールの文とマックス・エルンストのコラージュ挿絵の入った『LES MALHEURS DES IMMORTELS』が二冊。表紙および小さい方が第二版(Editions de la Revue Fontaine, 1945)、大きい方が初版(Librairie Six, 1922)。

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珍しいと思ったのはエルンストが所蔵していたと思われるコラージュの写真。これを挿絵の版下として使ったそうだ。あるところには、あるものです。


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by sumus2013 | 2015-10-14 03:25 | 古書日録 | Comments(4)