林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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カテゴリ:もよおしいろいろ( 107 )

多田進[オリホン]と遊ぶ

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京都に戻る日、昼前に渋谷のウィリアムモリスで多田進さん、南陀楼綾繁氏と待ち合わせ。モリスさんは都合により十二時半の開店になっているので、近くの別の喫茶店に入り密談。ひとつは南陀楼氏らと一緒にある本を作ろうとしている。それがちょっとした峠にさしかかって難渋している。さてどうしましょう、というような相談。南陀楼氏の近況も聞く。仙台や松江で活躍しているらしい。今度は徳島県へ出かけるそうだ。全国を股にかける渡世になってますな。

その後、三人でウィリアムモリスへ移動。多田さんの多彩な折本を見る。作者が心から楽しんで作っているのが伝わってきて、見ているこちらまで楽しくなってくる。

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多田 進 [オリホン] と遊ぶ
http://tadasusu.exblog.jp/20734337/

白の余白
http://tadasusu.exblog.jp
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by sumus2013 | 2013-11-21 21:07 | もよおしいろいろ | Comments(0)

みちくさ市トーク 林哲夫×多田進 当日

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十七日、トーク当日。快晴。穏やかな日和。みちくさ市もにぎわっていた。

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北方人さんに呼び止められ、『北方人』第18号を頂戴した。深謝です。『中戸川吉二作品集』などの内容見本も。これは欲しい。善行堂で売っているとのことなのでいずれ入手したい。

多田進さんとのトークはまずまずの盛況。写植の文字盤を持参してくださった方がいらしたので、予定にはなかったが急遽その文字盤を使って写真植字の説明をあまり詳しくは知らないにもかかわらず、させてもらった。写植で印字された文字を使って装幀などのデザイン原稿を作ったものが「版下」である。

その後、多田さんに独自のアイデア版下を五、六点紹介してもらい、それらの特徴を力説する。少し見えづらかったかもしれない。そのうち一点でも版下を回覧すればよかったと多田さんが終了後おっしゃっておられたが、たしかにそうだった。

会場が最も盛り上がったのは自己紹介がてら持参していた林の装幀本をジャンケンの勝者にプレゼントしたとき。『平野遼水彩素描集』が一番人気だった。これにて無事終了。来場者の皆さんと順次挨拶。多田さんのご子息タダジュンさんも来ておられ言葉を交わす。会場で熱心に聞いて下さっており「どなたかな?」と思っていた。

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引き続き荻原魚雷×内堀弘トーク「あるものでやる 古本屋で食べていくこと、ライターで食べていくこと」が開始。小生も観客席に座って拝聴。坪内祐三さんの姿も見えていた。魚雷くんはいつものペース。外見は守ってあげたい感じなのだが、じつは相当したたかな生命力の持ち主。しかもやりたいこと優先のマイペースを貫く男だ。内堀さんはロマンチスト。仮に百万円持っていて古本屋を開きたい人がいるなら、百万円全部使って古本を買えとアドヴァイスするという。

また内堀さんは、トーク前日、山田勇男監督の「シュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)」を観た、大杉栄らアナキストの青春群像、その上映途中で地震が発生、突然映画館が明るくなり、地震がありましたのアナウンス、場内騒然かと思いきや、誰も慌てず騒がず、観客はみんないい年をした大人ばかりだった。大正時代のアナキストの行動は「雜」だった。しかしその雜さが必要なんだ。というような結論。

最後の質問コーナーで魚雷くんの好きな外国のコラムニストは誰かというのが出て、スラスラっと小生の知らない名前を挙げ、野球のコラムが好きだ、幼稚園のつばめ組以来ヤクルト・ファン、ヤクルトの二軍の試合を見に行き、一軍と二軍を往復する選手についアドヴァイスしたくなる、などと言い出す。ここで俄然、阪神ファンの内堀さんのハートに火がついた感じで会話が盛り上がってきたが、無情にもちょうど時間となりました。

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この日も打ち上げに参加。途中、往来座に寄り道。人ごみをかき分けるようにして池袋駅を横切り、たどり着いたのは北池袋の東京中華街。すごいところでした。日本語が通じるのが不思議なくらい。トークの余韻を引き摺って内堀さんを囲んでの野球談義に突入。魚雷くんばかりでなくNEGIさん、退屈男くんが驚くべき野球通ぶりを発揮した。面白かったです。
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by sumus2013 | 2013-11-19 15:49 | もよおしいろいろ | Comments(6)

ヤン・チヒョルト展

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十六日の午後、三島から新幹線で東京まで。有楽町で下車。しばらくぶりの銀座を歩いて銀座gggのヤン・チヒョルト展へ。会場で多田進さんと合流して向いのアマンドで翌日のトーク打ち合わせをする。

チヒョルトが良かった。絶妙なレイアウトのセンスである。日本のある時期のタイポグラフィも何人かの日本人デザイナーを通してチヒョルトの影響下にあるように思えた。

第327回企画展
Jan Tschichold ヤン・チヒョルト展
2013年11月01日(金)~11月26日(火)


 ***

銀座から丸ノ内線〜副都心線と乗り継いで雑司ヶ谷下車。駅の通路から直接この日のトークの会場(翌日のトーク会場と同じ建物の別の部屋)へ。一階の玄関先で古書現世の向井氏とバッタリ。一緒に会場に入って最後の十分ほどスタッフ席から聞かせてもらう。人口減少時代の中小都市のあり方を考えるコンパクト・シティについての話だった。

向井氏、ムトーさんらと東池袋の居酒屋でこの日の打ち上げに参加。久し振りに会う人ばかりだった。盛り上がっている最中にグラグラッと居酒屋が揺れる。「暴れん坊将軍」の再放送をやっていたTV画面に震度3と4の速報地図が出る。震源は千葉。少し早めに宴会を抜けて宿へ入った。
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by sumus2013 | 2013-11-19 14:26 | もよおしいろいろ | Comments(0)

みちくさ市トーク 林哲夫×多田進

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「版下(はんした)ってなに? 最後の版下装幀家・多田進の世界」

まるでトキのように、もうほとんど棲息しない、紙の版下で制作をつづける装幀家。そのお一人が多田進さんです。多田さんの処女作は植草甚一『即興と衝突』(スイング・ジャーナル社、1971年)。以来40年以上、版下一筋でこられました。数々の名作のなかから選ばれた実際の版下原稿を見せていただきながら、多田さんならではのアイデアや版下へのこだわりを、『sumus』編集人で装幀も手がける林哲夫さんと語っていただきます。

■日時 2013年11月17日(日)
■時間 13:20~14:50(開場13:00~)
■会場 雑司が谷地域文化創造館・第2、第3会議室
MAP> http://kmstreet.exblog.jp/i4/
■定員 60名

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林 哲夫(はやし・てつお)
一九五五年香川県生れ。画家、文筆家。武蔵野美術大学卒。雑誌『ARE』『sumus』『spin』を編集。著書に『喫茶店の時代』『古本屋を怒らせる方法』『書影でたどる関西の出版100』(第9回竹尾賞受賞)など。京都市在住。

多田 進(ただ・すすむ)
1937年東京生まれ。装丁家。都立工芸図案科卒。60年代は「スイングジャーナル」等のマガジンのレイアウトを、70年代からブックデザインを手がけ現在にいたる。おもな仕事に「深沢七郎集」、田村隆一著「詩人のノート」、團伊玖磨著「パイプのけむり」など。第40回講談社出版文化賞/ブックデザイン賞を坪内祐三著「酒中日記」で受賞。

■入場料:1000円 ※当日清算

参加者特典! 伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』の多田さんヴァージョンのカバーをプレゼントとして多田さんが特別に用意してくださる予定だそうです。林からも何かプレゼントしちゃいましょう。ふるってご参加ください。

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■予約方法 
下記のメールにて件名を各「装丁トーク予約」、本文に「お名前」「人数」「緊急の電話連絡先」をご記入の上お申し込みください。折り返し予約完了のメール(自動ではないので最大24時間ほどタイムラグある場合がございます)。返信が無い場合は再度お問い合わせくださいませ。代金は当日払いです。予約完了メールに当日の受付方法が記入してありますので必ずお読みください。

■当日受付の際のお願い
みちくさ市開催にあたり創造館様のご厚意で会場を使用させていただくことができました。しかしながら館内での金銭やりとりはできないというルールは守らなければいけなく、お客様にはご面倒をおかけいたしますが、会場より徒歩4分の、みちくさ市会場の本部まで来ていただき代金をお支払いの上チケットを受け取っていただくことになります。お客様に手間をとらせてしまい大変申し訳ございませんが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

※予約&お問い合わせは下記のメールにて
予約受付中!
wamezoevent1■gmail.com ■=@
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by sumus2013 | 2013-11-14 20:19 | もよおしいろいろ | Comments(3)

富士正晴の兵隊小説を読み返す

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茨木市立中央図書館で小沢信男さんの講演「富士正晴の兵隊小説を読み返す」を聞いた。

富士正晴記念館の久坂葉子関連の展示も良かった。図書館ロビーに富士の絵や原稿、書籍などの現物が、ほぼ無防備と言ってよい状態で展示されていたのも新鮮だった。とくに初期の富士のマンガ(村山知義ふうのモダニズム劇画)が抜群だった。中尾務さんによれば竹内勝太郎に出会う前はこういう絵を描いていたということだ。

見知った顔も何人か。真治さん、Mさんと並んで座る。『ぽかん』の売り行き絶好調とか。ジュンク堂では面陳だそうだ。本はねころんでさんとyfさんがすぐ後ろに。にとべさんも。二列ほど前に山田稔さん。入口近くに若い古本者の知人たち。八十人定員だが、わずかに空席があるくらいでよく入っている。

なげやりとも思えるくらい簡潔な中尾さんの開会のあいさつの後、講演はすぐに始まる。小生にとっては東京の古書会館でのトークショー以来と思うが、ほとんどお変わりなくお元気の様子だった。

小沢、坂崎、石田トークショー
http://sumus.exblog.jp/4963146/

このときは三人だった。今回はお一人で、小沢節とも言える語り口。六月に中川六平さんが本を作りたいと言ってくれて、その本が十二月には出来上がる手はずになっているという話から。この講演依頼もちょうどその頃で、戦中戦後の兵隊小説を読み返そうと思ったそうだ。

映画「風立ちぬ」の評判がよくないので見るのをやめようかなと思っていたが、ひょんなことで観てみると「いい映画だったねえ、席、立つのが惜しいような気がして…」。評判が悪いのはこのごろの人が戦争を知らないからだろう。リアリズムとファンタジーの合成が成功している。堀越二郎と富士正晴は同い年、一九一三年生まれだ(とおっしゃったが、これは勘違い、堀越は一九〇三年生まれ)。

戦争を知らない小沢さんは戦後、戦争に行った先輩たちに頭が上がらなかった。しかし考えてみると、中学生だった小沢さんたちも空襲と食糧難、すなわち「日常に戦争が降ってくる」経験をしたのである。勝つはずはないと頭では解っていながら、軍国少年だから負けるとも思わない、不思議な心理状態だった。

『富士正晴作品集〈1〉帝国軍隊に於ける学習・序 一夜の宿 童貞 わたしの戦後 同人雑誌四十年 他15篇』(岩波書店、一九八八年)を手にしながら、富士の兵隊小説の特徴を「非日常の日常」だと指摘する。兵隊たちの会話が関西弁で書かれており、それが実況中継のようだと。なかでも「崔長英」は傑作だ。富士は崔長英について何度も書くのだが、毎回うまく書けない。しかし「書き損ねたということで表現している」。

中国人苦力を描いた長谷川四郎「張徳義」は完成された名作である。また野間宏の「真空地帯」や大西巨人の「神聖喜劇」のように軍隊内部を描いた大作もあるが、それらもやはり完成品だ。今はどれよりも「崔長英」の方が良いんじゃないかと思う。

「今日性はこっち(崔長英)にある。物事はそう簡単にわかってたまるかというのが富士正晴のインテリジェンスなんだよね、ダメ兵隊で生き残ってんだよね。わかったと言わずに、不思議だと言い通そうとするインテリジェンスなんだな」

休憩を挟んで質疑応答の時間に。五人ほどの参加者からいろいろ出た。なかでは富士正晴は徳島出身だが、徳島にはまともな産業もなく徳島の人間はどうしようもないやつばかりで嫌われているでしょう、どう思われますかという、ご自身徳島出身の方が質問。後で聞いた所では、この質問に中尾さん、これは困ったどうしようと気をもんだそうだ(笑)。しかし小沢さんは、ご自身の父上が山梨出身で、やはり関東では山梨人の評判が良くないという話をもち出して「結局それはお国自慢なんだな」と軽く打ち返されたのはさすが。

終了後、控え室に大勢の人達が残っていた。そこへ割り込んで小沢さんにご挨拶する。扉野氏といっしょに寺町界隈をご案内したときのことを覚えてくださっていた。

湯川書房にて。左から湯川成一さん、小沢信男さん
http://sumus.exblog.jp/13580261/

中尾さんに誘われたのでMさんとともに二次会にも参加する。おおざっぱに分けると『VIKING』と『黄色い潜水艦』という二つの雑誌に関係する人達が中心だった。なごやかな歓迎ムードに終始。散会の後、京都に宿泊しておられる小沢さんご夫妻、山田さん、本はねころんでのFさんと阪急電車をご一緒した。いい一日でした。

富士正晴『東京漫遊記』(富士正晴記念館)
http://sumus.exblog.jp/20227276/

『東京骨灰紀行』(筑摩書房)
http://sumus.exblog.jp/11886917/

『黄色い潜水艦』52号 川崎彰彦追悼号
http://sumus.exblog.jp/13499583/


富士正晴記念館
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kurashi/bunka/gejutsu/shisetsu/fujimasaharu/1319775386732.html
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by sumus2013 | 2013-11-10 20:03 | もよおしいろいろ | Comments(5)

閉店する海文堂書店

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ギャラリー島田の『INFORMATION』二〇一三年一一月号の「蝙蝠日記」(島田誠)に海文堂書店の閉店時の写真が載っていた。

《29日、30日と閉店1時間前から、名残を惜しみ、立ちすくみました。取り囲んだ300人はいた人々の輪から離れて、奔流する想念にただ身を任せていました。亡き悦子[島田氏夫人]の生まれそだった地であり今の海文堂書店は二人の作品でもありました。》

《かくも多くの方が惜しんだということは、町の本屋が閉店するということに止まらないなにかが海文堂にはあったという気がします。ネット時代で書店に立ち寄ることが少なくなった今、みんなが「大切な場所だった」という刻みこまれた記憶に、かけがえのない「文化」のもつ力がありそうです。》

「大切な場所だった」というのはまさにそう思う。十二月に出る予定の『ほんまに』15号(くとうてん)が「新刊書店と本の話/[街の本屋]海文堂書店閉店に思う]という特集をやる。小生も原稿を書いているので、無事に出たら、また紹介したい。
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by sumus2013 | 2013-10-30 19:28 | もよおしいろいろ | Comments(0)

古本の秋だニャン〜

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鈴木創編著『なごや古本屋案内』(風媒社、二〇一三年一一月一〇日)。鈴木さんはシマウマ書房の主。昨年は八木幹夫『余白の時間 辻征夫さんの思い出』を発行しておられる。この本もまた愛知・岐阜・三重を網羅して五十店舗の古本屋を紹介した素敵な内容。

名古屋で古本巡りをしたときのことを思い出してみると、名古屋の古本屋はどこも整理整頓されていたな、という印象が強く蘇ってくる。例外もわずかにあるが(そういう店が好きなのですが)、だいたいそうなのだ。地域性のようなものだろうか。本書の写真を見ていてもピッシリ、キッチリしている棚が多いように思う。名古屋地域の人はきっと本を大切に扱うに違いない。古本屋の棚からそれが見える。

収録されているエッセイはいずれも秀逸。ハルミンさんの古本ビギナー時代の回想がいい。


 ***

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『風船舎古書目録9 音楽と暮らし』(風船舎、二〇一三年一一月)届く。表紙(「荒木陽旧蔵アルバム」より)が素敵だ。巻頭は「中山優旧蔵アルバム4冊一括」……生写真の面白さは限り無し。

 ***

『古本手帳』(東京古書組合・中央線支部、二〇一三年一〇月一五日)を頂戴した。

《『古書手帳』はなぜこんなに売れるのだろう。編集作業をほぼ終えた9月10日に東京古書組合員にファックスで「発刊のお知らせと予約のご案内」を送った。そうしたら、なんと1週間も経たないのに、予約注文は500部を超えてしまったのである。当初は800部印刷の予定だった。東京の古本屋さんだけではなく、全国の古本屋さんにも渡したいねということで部数を1000部に増やしたばかりだった。》

と「日本の古本屋メールマガジン第144号」に駱駝舎・川村光郎氏が書いておられる。和本用語集、古本用語集、洋古書用語集、年号対照表、古書展案内。そして古ツアさんのエッセイ「中央線は古本屋で出来た銀河なのかもしれない」。たしかに売れそうだ。

 ***

京都はお待ちかね「秋の古本まつり」、東京神田ではすでに開催中の「神田古本まつり」。そうそう京都では他にもこんな古本市が開かれ(てい)ます。

10月15日〜11月3日
ふるほん秋まつり 恵文社バンビオ店(長岡京市神足)
http://keibunshabambio.hatenablog.jp/entry/2013/09/15/161602


10月31日〜11月10日
第3回「ユニテのセレクト古本市」
http://www.unite-kyoto.jp


11月2日
第5回天神さんからおでかけ一箱古本市
http://suirenndou.exblog.jp/18684227/
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by sumus2013 | 2013-10-28 21:30 | もよおしいろいろ | Comments(2)