林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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カテゴリ:装幀=林哲夫( 49 )

花森集成の表紙まわり

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先日ご案内いたしました「花森安治装釘集成」につきまして。
色校正に手間がかかり、当初の予定より20日程度遅れて、今月25~26日頃出来となります。ご予約の方には、本ができ次第、今月末までにお送りいたします。今しばらくお待ちくださいませ。

★★★
引続きご予約受付中!
花森安治装釘集成
唐澤平吉・南陀楼綾繁・林哲夫 編
2016年11月25-26日頃出来
B5判並製282頁 収録タイトル500点超 カラー図版約1,000点
税込定価 8,640円(本体8,000円+税640円)
ISBN978-4-86426-033-6 C0071
林哲夫伯のblogにビラ、束見本、ゲラ画像の掲載あり。
みずのわ出版
〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄、庄北2845
Tel/Fax 0820-77-1739 mizunowa@osk2.3web.ne.jp

::::::::::::::::::::::::::::::

普通なら今から表紙まわりの意匠を考えるのだが、今回はいくつかの理由で進行予定が後ろへずれ込んだ分だけ装幀案も早くできていたので、表紙まわりのデータも同時に入稿した。

カラーボールを並べてあるのが帯になる。この図案は花森安治のカレンダーのデザインを借用している(本書にも収録)。といってもコピーしたのではなく小生が同じような手順で再制作したもの。文字の扱いをどうするか決めかねていたため、ちらしに掲載した書影と違ってしまった(ちらしはブックフェアーに間に合わせる必要があったのです)。この点はお許し願いたい。

表紙の方は文字だけにした。花森安治の装釘はおおむね賑やかで装飾的な作風なのだが文字だけ(あるいは文字と囲みケイだけ)のストイックな意匠にも創意工夫が見られる(とくに表紙や扉、目次と奥付も)。むろんその中間的、折衷的な図案も少なくはない。この花森流の裏と表の使い分けを暗示するように、表紙はストイック、帯は華やか、という構成にしてみた。

あとは最終的なチェックと色校正を残すだけとなった。いましばらくお待ちください。

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表紙まわりの校正刷が届いた(十月二十日)。アート紙に刷られているので紙の色味が実際よりも白い。本番はヴァンヌーボという紙を使う。文字や図柄の位置だとか、色味のチェックをする。大きな問題はないようだ。

本文全体にわたって最後の色校正中(十月二十四日)、これが終わればいよいよ印刷にかかる。

本紙校正が届く(十月二十七日)。二枚あるうちの上に置いているのが本紙(モンテシオン)。下になっているのは刷り出し用のアート紙。アート紙の方が細かいトーンはきれいに出るが、テカッとしていて趣に欠ける。モンテシオンはさっくりとした風合いと手触りがいい。ただしインクの吸いがはげしいため印刷には細心の注意そして技術が必要である。山田写真製版所なら安心だ。

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***


誠光社、ホホホ座、古書善行堂でもご予約いただけます!



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by sumus2013 | 2016-11-12 09:07 | 装幀=林哲夫 | Comments(2)

花森安治装釘集成大詰め

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みずのわ出版
http://www.mizunowa.com
〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄、庄北2845
Tel/Fax 0820-77-1739
mizunowa@osk2.3web.ne.jp


『花森安治装釘集成』唐澤平吉・南陀楼綾繁・林哲夫編
2016年11月出来
B5判並製288頁 収録タイトル500点超 カラー図版約1,000点
松江高校時代から戦前戦中戦後の装釘作品をほぼ網羅
税込予価 8,640円(本体8,000円+税640円)
ISBN978-4-86426-033-6 C0071 ¥08000E

・本が出来次第、郵便振替用紙同梱でお送りします(送料無料)。
書籍の到着から10日以内を目処にご送金をお願いします。
恐れ入りますが、郵便局への御足労と、振替手数料はご負担願います
(窓口よりも、ATMを使ったほうが手数料が安く上がります)。
・銀行振込をご希望の場合、別途見積書、領収書等が必要な場合は、
その旨お知らせください。
・代引サービスは取り扱っておりません。あしからずご了承ください。


* * *
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う〜む、とうなる細かい直し。
これが最後の難関だと気を引き締める。


* * *


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束見本届きました!


* * *


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ただいま三度目の校正を行っている。六年越し、ようやくのことでほぼ完成形になったわけだが、情報量が多いため誤植などのチェックを出来る限り万全にと思って取り組んでいる。上掲のようなチラシもできた。版元に直接ご予約いただければ送料サービスです。


みずのわ出版
http://www.mizunowa.com
〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄、庄北2845
Tel/Fax 0820-77-1739
mizunowa@osk2.3web.ne.jp

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by sumus2013 | 2016-10-25 19:36 | 装幀=林哲夫 | Comments(2)

はっぴーあいらんど祝島通信Vol.4

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2016年8月8日発行

著者 優子☆
写真 國弘秀人
装幀 林 哲夫
発行 柳原一徳

発行所 みずのわ出版
http://www.mizunowa.com

188×128mm


はっぴーあいらんど祝島通信FB
https://www.facebook.com/happy.iwaishima/

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by sumus2013 | 2016-08-06 17:00 | 装幀=林哲夫 | Comments(0)

花森安治装釘集成いよいよ

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着手からおよそ五年。ようやくにして、唐澤平吉さんのコレクションを基にした『花森安治装釘集成』(みずのわ出版)の形が見えてきた。B5判300頁、図版は千点におよぶ……と言っても、頁数、図版数ともにまだ完全に確定したわけではないが、おおよそのところは目星がついた。ただ、まだいろいろと追加していかなければならないデータなどもあってひと山ふた山越えねばならない。これから詰めの作業が続く。「とと姉ちゃん」が終るまでに刊行にこぎつけられればベストなのだけれど、さて、ガンバリましょう。

花森安治の装釘世界

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by sumus2013 | 2016-06-11 19:58 | 装幀=林哲夫 | Comments(2)

造本装幀コンクール受賞

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日本書籍出版協会主催「第50回造本装幀コンクール」受賞作が発表になりました。書影の森 筑摩書房の装幀1940-2014』(みずのわ出版、二〇一五年)が日本書籍出版協会理事長賞(専門書部門)に選ばれました。

第50回 造本装幀コンクール受賞作決定!



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by sumus2013 | 2016-05-28 08:54 | 装幀=林哲夫 | Comments(6)

はっぴーあいらんど祝島通信 Vol.3

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2016年5月1日発行

著者 優子☆
写真 國弘秀人
装幀 林 哲夫
発行 柳原一徳

発行所 みずのわ出版
http://www.mizunowa.com

188×128mm

同シリーズ三冊目。カバーは色変わりだけだが、表紙の方は毎回違った写真(國弘秀人撮影)を使わせてもらっている。今回は「祝島の島ネコ」。

《ホントにいろんな表情を見せてくれる島ネコたちですが、それだけ島にはネコが多い、ということなのでしょう。
 以前、祝島を訪ねた時、波止の近くにも、練塀を歩きまわっている時にも、あちらこちらでネコを見かけました。
 すぐそばを通っても逃げようともせず、「いらっしゃ〜い」とでも言ってるかのように、首を回してわたしのことを観察しているようだったことを思い出します。》

《道の真ん中に寝そべっていたネコに、手を伸ばしてなでてみると、目をつぶって気持ちよさそうにして、おなかをなでも伸びをしたりするほど、まるで飼い猫のように人懐っこくて、びっくりしたのもです。》

本文にはカラーの島ネコ・アルバムがあります!

祝島ホームページ
http://www.iwaishima.jp

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by sumus2013 | 2016-04-29 20:01 | 装幀=林哲夫 | Comments(0)

はっぴーあいらんど祝島通信 Vol.2

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2016年3月9日発行

著者 優子☆
写真 國弘秀人
装幀 林 哲夫
発行 柳原一徳

発行所 みずのわ出版
http://www.mizunowa.com

188×128mm

2009年10月から2011年9月まで2年間(100回)、千葉県のコミュニティFM局で毎週1回、祝島のことや上関原発問題のことを話していた番組「はっぴーあいらんど祝島通信」で放送された内容が収録されている。本文にもカラー写真多数挿入。

祝島ホームページ
http://www.iwaishima.jp


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by sumus2013 | 2016-03-12 17:03 | 装幀=林哲夫 | Comments(0)

戦後障害者福祉における「相談支援」の形成過程研究

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戦後障害者福祉における「相談支援」の形成過程研究
実践の継承と転換に焦点をあてて

2016年3月30日発行

著者 中野敏子
装幀 林 哲夫

発行所 高菅出版
http://www.takasuga.co.jp

210×148mm



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by sumus2013 | 2016-02-27 19:31 | 装幀=林哲夫 | Comments(2)

宮本常一の風景をあるく 周防大島久賀・橘・大島

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宮本常一の風景をあるく 周防大島久賀・橘・大島
2016年2月29日発行

編者 周防大島文化交流センター
写真 宮本常一
監修 森本孝
装幀 林 哲夫

発行所 みずのわ出版
http://www.mizunowa.com
210×148mm

【既刊】宮本常一の風景をあるく 周防大島東和
http://sumus2013.exblog.jp/23350368/

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by sumus2013 | 2016-02-23 16:59 | 装幀=林哲夫 | Comments(0)

北京彷徨

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2016年2月8日発行

著者 山田晃三
装幀 林 哲夫
発行 柳原一徳

発行所 みずのわ出版
http://www.mizunowa.com

188×128mm

用紙
カバー ヴァンヌーボV ホワイト 四六判Y目130kg
表 紙 MTA+ -FS 四六判Y目135kg
見 返 NTラシャ びゃくろく 四六判Y目100kg
本 文 淡クリーム琥珀 四六判Y目72kg 

著者は一九六九年神戸生まれ。京都外国語大学中国学科を出て北京師範大学大学院で修士および博士課程を修了。現在、北京大学外国人専家(日本語)。終章に次のようにある。

《帰国すると「中国人は反日なのか、親日なのか」とよく尋ねられる。反日がいれば親日もいるとしか答えようがない。尖閣国有化反対デモが中国全土で勃発したからといって、全ての中国人が日本を憎んでいたわけではないし、中国政府が日本を痛烈に非難したからといって、対日関係の悪化を望んでいるとは限らない。反日か親日か、単純化して理解しようとすると中国は益々わからなくなる。》

《中国は政府と民衆が互に相手の様子をうかがいながら揺れ動いている。ほんの二、三年前に見聞きしたことで今の中国は語れないし、日中関係が振り子のごとく揺れ動いたのも、こうした国内事情を踏まえて考えなければならない。》

《国が揺れ動けば人々の心も揺れ動く。中国で暮らしていると何が正しいのかわからなくなるときがある。》

その四半世紀にわたる中国の動揺をテーマごとに体験を通して詳細・簡便にまとめてあるのが本書。日本の報道では伝えられなかったことばかりで「なるほど、中国ではそうとらえられていたのか!」と驚かされることしばしばである。とにかく一筋縄ではいかない国だ。著者苦心の結晶、巻末年表「日中関係略年譜2005-2015」(日本が魚釣島を国有化すると発表してから深圳の土砂崩れまで)を通覧するだけでも日中関係が事件の連続だったことが分る。そこをきっちり押さえた本書の価値はきわめて高い。このカオスのなかから未来へ向けての何らかのパターンを引き出せるかもしれない、などと思ったりする。

山田写真製版所の担当の方のアドヴァイスでカバーのヴァンヌーボVにはコーティングを施さなかった。それが良かった。いい手触りである。

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by sumus2013 | 2016-02-07 20:41 | 装幀=林哲夫 | Comments(0)