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紅葉小禽呑舟と落款のある扇面画を入手した。今年は京都も少し紅葉が早いようである。今がちょうど見頃かもしれない・・・ということで掲げてみる。ほんとうはもう少し早くアップしたかったのだが。 呑舟はおそらく大原呑舟であろう。以下コトバンクより。 《大原呑舟 おおはら どんしゅう 江戸後期の画家。阿波生。名は鯤、別号に鯤崘・崑崙等。京都に出て大原呑響の養子となる。呉春の門人柴田義董に画法を学び、山水・人物を能くした。筆力は力強く伸び伸びとしている。安政4年(1857)歿、66才。》 養父の呑響についても。 《大原呑響 おおはら どんきょう 江戸後期の画家。陸奥生。本姓は今田(一説に熊谷)、名は翼、字は雲卿、通称に観次・左金吾、別号に墨斎。松前藩より文武の師として聘せられ重用される。画法は張瑞図を慕い、最も山水図を能くした。また詩文琴書にも優れる。文化7年(1810)歿、享年未詳。》 松前藩では家老の蠣崎広年(波響)と交わったらしい。画事も波響から学んだかと推測されてもいるようだ。ただ画風としては養子の呑舟とのつながりはほとんどないかと思われる。呑舟はかなり流達な筆致のテクニシャンである。
by sumus2013
| 2017-11-18 19:43
| 雲遅空想美術館
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