人気ブログランキング | 話題のタグを見る

林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
カテゴリ
全体
古書日録
もよおしいろいろ
おすすめ本棚
画家=林哲夫
装幀=林哲夫
文筆=林哲夫
喫茶店の時代
うどん県あれこれ
雲遅空想美術館
コレクション
おととこゑ
京洛さんぽ
巴里アンフェール
関西の出版社
彷書月刊総目次
未分類
以前の記事
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
more...
お気に入りブログ
NabeQuest(na...
daily-sumus
Madame100gの不...
最新のコメント
移転しました。
by sumus2013 at 19:50
そうでしたか、フジイ(変..
by 岩田和彦 at 13:40
コメントをしばらくチェッ..
by sumus2013 at 20:44
ルーブルはもうかなり前か..
by sumus2013 at 07:54
先週、富山県美術館に行っ..
by 鈴木春樹 at 09:12
メモ帳
最新のトラックバック
検索
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


子を負うて釣する人や秋の雲

子を負うて釣する人や秋の雲_f0307792_20040818.jpg


1週間ほど郷里の讃岐に戻っていた。本の整理と古家の補修でクタクタ。もうそんなに古本を残しているつもりはなかった、のだが、片付け始めるとまだまだ数だけはある。値打ちモノがあればいいんですけどねえ・・・・

讃岐うどんは満喫してきた。古本屋もないので、食べるのだけが楽しみ。下の写真はマルタツと言う最近できた店のざるうどん。

東かがわ マルタツ 手打ちうどん


子を負うて釣する人や秋の雲_f0307792_20035715.jpg

本日のタイトルに掲げた俳句。吉岡実『うまやはし日記』(書肆山田、一九九〇年四月一五日)より。昭和十四年十一月十二日に以下のようにある。

快晴。手帖と『山家集』を持って、東武線に乗り郊外へ出る。小菅刑務所が青空の下に淋しく見えた。西新井大師に参り、土産物屋の間を歩く。気ままに田の草の道を行く。小川のほとりに鶺鴒がいる。花車を引いた田舎の人とすれちがったり。風もなく、赤とんぼが夥しくとんでいた。水門のところに腰をおろし、「手帖」に句を書きつける。

by sumus2013 | 2017-11-13 20:25 | うどん県あれこれ | Comments(4)
Commented by 小林一郎 at 2017-11-13 22:58 x
吉岡実の俳句、しみじみと読みました。
秋も深まり、というより、日によっては初冬の陽気。
ときに、拙サイトは今月末に開設15周年を迎えます。
記念にちょっと大きめに企画を用意しています。
吉岡実詩の読者に喜んでもらえますかどうか。
小生も本や書類(コピー)の整理を志しつつ、
忙しさにかまけて手が付きません。
Commented by sumus2013 at 2017-11-14 08:06
15周年おめでとうございます! 誰にでもできることではありません。見事なお仕事です。

この俳句、東京も少し郊外へ出るとまだまだこんな風景だったんですねえ。驚かされます。
Commented by 大島なえ at 2017-11-16 12:36 x
「うまやはし日記」持ってました。しみじみと秋の日を感じる
良い句ですね。ずっとパソコンが壊れてネットできずで
久々にブログ散歩しています。無ければ無いでそれも良い
んですが結局、買ってしまいました。
 秋雨に行くところなく古書めぐり
Commented by sumus2013 at 2017-11-16 13:22
うちのPCも古くなってきたので、そろそろかな、と思ってはいますが・・・壊れると困りますねえ。
 浮かれ均一 傘忘れけり
<< 編む人 英和対訳字引 >>