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怪人ジキル波野次郎『長編少年探偵小説 怪人ジキル』(書肆盛林堂、二〇一七年九月二九日、表紙デザイン=小山力也)。小野純一「あとがきにかえて」にはこう書かれている。 《『怪人ジキル』の存在を知ったのは、古書山たかし『怪書探訪』でだった。仙花紙本好きとしては、見逃せない一冊であり、内容はカミの翻案。一度は手にしたい、店で取扱いたいと思っていた。自身が手にする機会に恵まれたのは、今年二〇一七年四月四日から四月十五日まで東京古書会館で開催された《怪書探訪「ある怪書好き会社員の軌跡」展》という展示においてであった。》 そこからトントン拍子で復刊が成ったという。オリジナルは昭和二十三年に清華書房から刊行されている。荒唐無稽のハチメチャなストーリーはフランスのユーモア作家カミ(Pierre Henri Cami)の「処女華受難」(衣裳箪笥の秘密)からパクっているそうだ。 ルーフォック・オルメスの冒険 Les Aventures de Loufock Holmès 作者・波野次郎については不詳。また表紙絵および挿絵の画家も不明。サインは「T.KAY」である。表紙もそうだが、数多く挿入された挿絵がなかなかいい味を出している。 長編少年探偵小説『怪人ジキル』 (乾坤グラフィック) 解説:古書山たかし 400部
by sumus2013
| 2017-09-27 20:20
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