林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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海門穐色

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好天に恵まれれば画廊へは自転車で通う。その道筋にいつくかの古書店がある。今日はどこの店をのぞいて行こうかなどと迷ったりするのが楽しい。この古い紙は先週のある日、ある古書店で求めたもの。そのときはいつもの場所にあまり食指の動く品物がなかった。手ぶらで出るのもなあ……と思案していたら、グッドタイミングでご主人が「こんなのが入りましたけど」と十枚ほどのマクリを店の奥から出して来てくれた。いつも大した買い物もしないのに、有り難い事である。

ざっと見て五枚ほどもらうことにした。南岳と小竹の屏風はがしのような漢詩が混ざっているのは店主も分っていたようだが、それでもかなり安くしてくれた。藤沢南岳は讃岐藩に仕えたのでもちろん嬉しかったのだが、ここに紹介した小色紙というのか小詩箋というのか、縦が十六センチほど、灰褐色の用紙に書かれた漢詩に強く惹かれた。裏面に作者の略歴が貼付されてある。悲しいかな、浅学ゆえ、すぐに誰だか見当がつかなかった。

  葛湛 橋本氏名張字子琴号菴、/別号竹風楼或小園叟

今、思えばちゃんと子琴と書いてある。また表の最後の行にも港口(大阪湾か)に舟を泛かべて大物を釣る徒葛張と署名してあるではないか。すなわち混沌社の穎才、葛子琴の七言律詩であった。とにかく文字がいい。ただ几帳面なだけではなく、ある種の冴えを感じさせる。

新建懐徳堂
葛子琴刻印(子慶氏印 積善印信印)各一顆

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by sumus2013 | 2017-09-19 21:24 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)
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