林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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天気図と天気予報

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大谷東平『天気図と天気予報』(河出書房、一九四一年四月三〇日六版)。函から顔を出しているペコちゃんシオリ(不二家のミルキー)が欲しくて買ったようなもの。

ついでだから少し読んでみる。天気予報はどうしてできるようになったのか?

1643年にイタリヤのトリチェリー[E.Torricelli]が晴雨計を発明したが、1650年に独逸のゲリッケ[Otto von Guericke]が晴雨計の昇降が天気と関係のあることを発見した。

これが第一段階。そして天気図の作成がはじまる。

古くは1688年にハーレー[Edmund Haley]が北緯30°より南緯30°に至る赤道地帯の貿易風の吹走する状況を地図上に記入して出版したものがある。

今日の如く、同時観測を材料とする天気図は、広範囲に亘る気象観測の組織がなければ出来ない。初めて之に近いものを作つたのは独逸のブランデス[H.W.Brandes]であつた。ブランデスは各地の気圧観測を集め、それ等の中の同時刻に近いものを摘出し、これに風の観測を加へて地上図に記載して天気図を作つた。これに依り広い区域の気象配置が判り、又これが天気に密接な関係を持つことを知つた。時に1880年で、こゝに天気図を天気予報に使用する基礎が出来た訳である。

1849年には米国のヘンリー(J.Henry)が各地の気象観測を電信でもって集め天気予報を行った。グレーシャー(J.Glaisher)による天気観測がデイリーニュース紙上に掲載されはじめたのが同じ年の七月一日であったが、ただし天気図ではなく、表の形だったという。1851年の博覧会の際に初めて地図上に印刷された天気図として販売するようになったそうだ。

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そういえば、昔、あるローカルTVで面白い天気予報を放送していた。毎日、漁師だとか、農業をやっている人、その他いろいろな職種の人たちに明日の天気を予測してもらうというもの。当ったり当らなかったり、あまりこだわらないのがよかった。本書によればこういう昔ながらの天気予報を「観天望気の法」と呼ぶらしい。気象衛星の発達した今日、われわれは天を見下ろしながら予報していることになる。それでも絶対確実とはいかないところが自然の微妙さだろうか。



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by sumus2013 | 2017-05-06 21:14 | 古書日録 | Comments(0)
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