林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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七色物語1

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『なないろ文庫ふしぎ堂目録 七色物語1』(一九八九年一一月)を頂戴した。深謝です。店主・田村治芳さんの古本屋としての真価がはっきり分る充実した内容である。住所が東京都世田谷区奥沢7-20-17(東急大井線九品仏駅下車30秒九品仏浄真寺前)。この店を訪れたことがある。日記によれば一九九〇年一二月二日。近くに知人が住んでおり、そこを訪ねた帰りだった。お寺がきれいだというので少し散歩してみた。かなり広々とした境内には大銀杏がいくつもそびえ古き武蔵野の面影を残しているように感じた。駅に戻るときに古本屋に気付いてちょっとばかりのぞいてみた。《下車30秒》と言う通り、まさしく踏切の隣だった。店番がどんな人だったか忘れてしまったが、田村さんではなかったように思う。古本屋らしいいい棚作りだった。その訪問のおよそ一年前にこの目録は刊行されていたわけである。

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カストリ雑誌特集から始まっている。なるほど。二九〇タイトル、これはなかなか見応えあり。その後に各種資料類、設計図、パンフ、写真、絵葉書、地図、神秘主義、戦争などなど雑多な品物がズラリ。タバコパッケージ八十種余のコレクションが三万円、空箱コレクション二十種余が四千円、東京帝大昭和三年卒業生の成績・卒業証明書・履歴書など一括一万円……面白い。

なかで注目はこちら。《白井次郎(肉筆)デッサン帳2冊 白井次郎遺作展覧会カタログ 日本楽器画廊 昭和18》。四十一歳で死去した無名の画家(だと思うが)。兵庫県明石出身というところにも親近を覚える。一括三十万は高いかなあ……どうだろう。

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他に高額商品だけ拾ってみると以下の通りである。やはり自筆ものが高いが、それはそれでなんだか田村さんらしいなあと思える品物ばかりではないだろうか。

・河東碧梧桐の扁額……85,000
・孔雀船 梓書房版初刷500部 伊良子清白 高沢圭一自筆挿絵入……15万
・デルスウザーラ 長谷川濬・長谷川四郎共訳 四郎献呈署名入……85,000

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そして『彷書月刊』の広告が裏表紙の内側に出ている。39号までの合本なんか売り出していたんだ! 

ついでに『彷書月刊』1987年12月号に掲載されているなないろ文庫ふしぎ堂開店の広告も引用しておこう。

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by sumus2013 | 2017-03-30 21:10 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by 某氏です。 at 2017-03-31 21:00 x
ぼんやりした記憶で思い違いかもしれないし、実際に行ったこともないのですが、この九品仏の店舗は、たしか3回?ほど営業する古書店が変わっていたと思います。
Commented by sumus2013 at 2017-03-31 21:25
そうなんですか、時期的に田村さんの店だとばかり思っていましたが、もう少し詳しく調べないといけませんね。
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