林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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本の柱

f0307792_20351437.jpg

所用あって岡崎公園方面へ。古書ヘリングに立ち寄る。本がますます殖えている。天井までとどく本の柱が何本も! これが全部売れたらねえ、などと益体もない妄想話に興じる。

途中、水明洞の跡には自転車屋が開店しているのを確認。うどん屋のところも水明洞二号店だった。中井書房さんはがんばっておられる。

f0307792_20351662.jpg

ヘリングからの帰宅途中にも二軒ほどのぞく。その一軒目でのできごと。一人の外国人、小柄な白人(おそらく英米の方)の中年男性、が手提げ袋を持って入ってきた。まっすぐ帳場へ。
「じつはこんな本があるんですが……」
流暢な日本語で袋から取り出したのは大判の世界美術全集の一冊。
「あ〜、これはねえ……」
と店主はしぶい顔。
「お金いりません。本が好きなので捨てることができないのです」
「お気持ちは分ります……けどねえ、これは……」
さらに底の方から単行本のひとくくりを取り出す。
「とても面白い、いい本です」
ちらりと見ると吉川英治の『宮本武蔵』である。
「うーん、これもちょっと……」
「これ、面白い本です」
「そうなんですけどねえ……」
「本が他にもいっぱいあって、スペースがなくて置いておけないのです。お金はいりません」
「うーん、でもねえ……」
「どこか、他にもらってくれるところありますか?」
ご主人はこのまま突っぱねてしまうのか、ハラハラしなが聞き耳を立てる。
「わずかで申し訳ないですけど、300円でいいですか」
「お金はいいです」
「いいえ、うちも商売なのでお払いします」
やれやれ、ご主人の英断(?)で一件落着。男性は満足そうに三百円を受け取って帰って行った。こちらも何とはなしにホッとした。均一に出せば売れるかも(売れないか……)。
二三の雑本などを求めて支払いのときに
「この前も変ったお客さんが来てましたよね」
と水を向けると
「そういえば、そうですね、お客さん(小生のこと)が見えてるときに限ってですよ(笑)」
え、変な客を呼ぶ変な客……。

いろんなお客さんが来ますね…

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by sumus2013 | 2017-03-10 21:22 | 古書日録 | Comments(0)
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