林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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僕の歌

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『短歌文学全集石川啄木篇』(石川正雄編、第一書房、一九三六年九月一七日)。もちろん均一台より。珍しい本ではないし第一書房の本だし、とは言いつつも上製函入で布装(模様はたぶん木版摺)、見返しの紙も銀で波濤を刷り出しているのは悪くないなとつい手がでてしまった。

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ランボーや中原中也もそうだが、作品もさることならが、アイドル的なルックス(というよりもアイコンとして流布されたポートレート写真)が人気の秘密ではないかと思うのである。

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《僕の今作る歌は極めて存在の理由の少ないものである。僕はその事をよく知つてゐる。言はば作つても作らなくても同じ事なのだ。君は今日記といふものを書いてゐるかどうか知らないが、僕の今の歌は殆ど全く日記を書く心持で作るのだ。日記も人によつて上手下手があらう。然し日記は上手下手によつて価値の違ふものではない。さうしてその価値は全くその日記の持主自身の外には関係のないものなのだ。「僕はかう感じた(或はかう考へた)」これ僕の今の歌の全体である、その外に意味がない、それ以上に意味がない。》(僕の歌)

日記を書く心持》および《日記は上手下手によつて価値の違ふものではない》には傍点がある。この文章は「僕の歌」と仮に題されているが、明治四十四年一月九日付瀬川深宛書簡、『一握の砂』に対して旧友の瀬川が感想を送った手紙に対する返信である。冒頭だけ引用した

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by sumus2013 | 2016-09-06 21:18 | 古書日録 | Comments(0)
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