林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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トマス・ビュウィック画派

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小学読本の挿絵がどこから来ているのか。その謎を解くカギのひとつがこの木版画カット集『1800 WOODCUTS BY THOMAS BEWICK AND HIS SCHOOL』(Dover Publications, 1962)。

トマス・ビュウィックは一七五三年八月、ノーサンバーランド(Northumberland)のエリトリンガムに近いチェリバーン・ハウスに生まれた。父親は農場と小さな鉱山を所有していた。八人兄弟の長男。美術とは縁遠い少年時代だったが、絵を描くことには早くから才能を示したという。十四歳でニューキャッスルの銅版画師ラルフ・ビールビィ(Ralph Beilby)の元へ弟子入りした。 師匠は木版画を制作していなかったので弟子のトマスにまわってきたのが初仕事になった。それ以来木版画の腕を磨くことになる。独立してからトマスはロンドンへ出たが、あまりの人の多さと街の汚さに閉口しすぐに郷里へ戻ってきた。弟ジョンとともにニューキャッスル(Newcastle)に店を開き、以後五十年間にわたり多くの生徒や弟子を育てた。イングランドで木版画がアートとして認められるようになるために大きな貢献をしたのである。一七八五年に『General History of Quadrupeds』そして一七九七年と一八〇四年に大作『History of British Birds』二巻を出版している。以上は本書より。詳しくはウィキなど参照あれ。

Thomas Bewick From Wikipedia

トマス・ビュウィック


さて本書は町家古本はんのきの新店舗で求めたものだが、これをめくっていて、おやまあ、これもあれも、それも……と小学読本に類似した挿絵を発見して驚いたり喜んだり。そのごく一部をここに掲げてみる。

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馬は昨日の図版をご覧下さい。これらの他にもレストランなどの描き方もかなり似通っている。もちろん、すべてがビュイック画派の真似ではないし、日本特有の風俗はそれなりに和風に表現しているものも多くあるのだが、いずれにしてもそれらのタッチは浮世絵の流れからは離れてしまって独特の世界を創り出しているように思う。




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by sumus2013 | 2016-08-27 20:34 | 古書日録 | Comments(0)
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