林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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モディリアニ

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ちょっと悲しいできごと。ある古書目録に J・モディリアニ『モディリアニ』(矢内原伊作訳、みすず書房、一九七九年新装二刷)が二百円で出ていた。ちょうどモディの画を眺めたい気分だったので、これは安いと思って注文した。さすがに二百円の本一冊というわけにもいかず、もう少し値の張るものも抱き合わせて(むろんそちらもいずれ必要な本ではあった)。

何日かして二冊の本が届いた。開いてみると『モデイリアニ』は裸本である(カバーがない)。そんなことどこにも書いていなかった。

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それだけなら、残念ではあるが、とにかくも二百円だから許せる。ところが、本文をめくって、この画集(というより評伝か)の後半にある図版ぺージを開いて、ビックリ、ガックリ。カットされた色刷り図版がバラバラっと落ちてきた。

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うっそー! と思ってよく見たら、これらのカットアウトはこの本からではなく、美術雑誌か何かから取ったのだということが分った。ひと安心……もつかのま、切抜きを脇にやってみると、なんと図版1の次が図版4になっていた。やはり2と3の頁が切り取られていたのである。埋め合わせに雑誌の図版をはさんでおいた、わけでもあるまいが、これは悲し過ぎる。もし百円均一にこの本が出ていても、絶対に買わないだろう。

目録買いではときおりこんなとんでもない品物が届くことがある。返品したりはしないけれど、もう二度とこの目録からは注文しないと思う(たぶん)。どうも担当者が変ったようでここ一年くらいあまりいい本が出ていない。それまでは毎号たいてい何かヒットする貴重な目録だったのに。注文したい本がめっきり減り、ときにこんなカスをつかむ。まさに目録は人なり。ブログのネタにして溜飲を下げたと言いたいところだが、いよいよムカムカしてきた。

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先日、エミール・ラゲの墓所が「多摩川のクリスチャン墓地」だとパリ外国宣教会のアルシーヴに書いてあり、それはカトリック府中墓地だという御教示をいただいたが、実際にラゲが府中墓地の「東京大司教区司祭の墓」(歴代の司祭が葬られている)に埋葬されていることが分った。たぶん下記サイトに出ている写真の司祭墓だろうと思う。

東京教区ニュース第271号
ペトロ白柳誠一枢機卿の追悼ミサ・納骨式

ただし合同墓なのか、その一画に別にある墓なのかは、確かめられなかった。ヨーロッパなどでは教会に聖者の遺骸が麗々しく納められていることがあるが(教会そのものが墓である)、もし合同墓に眠っているのなら、ラゲも火葬だったということだろうか。パリのペール・ラシェーズにも火葬による遺灰を納める引き出しのような墓所があるのをふと思い出した。

マックス・エルンストの墓 
モディリアーニの墓




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by sumus2013 | 2016-08-07 21:54 | 古書日録 | Comments(0)
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