林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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龍彦忌

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澁澤龍彦は一九八七年八月五日に歿したので今年三十回忌に当る。法要は三十三回忌に行うのが通例だが、去る七月十五日に「澁澤龍彦没後30年を迎える会」が山の上ホテルで催され、錚々たる同時代人が集まったということである。検索するといろいろな人たちがその様子を報告している。一例をリンクしておく。

七夕そして澁澤龍彦没して30年 - 漁書日誌ver.β

以前にも書いたように澁澤龍彦の本はもうほとんど処分してしまい、サド関係のわずかな文庫と『さかしま』と全集の別巻2(年譜、書誌他)くらいで、一昨年読み返したくなって求めたり頂戴したりした本は郷里の本棚行きだから、相変わらず、常備は十冊もない。『さかしま』を久々に読み直そうかな、と本を取り出して思うていど。真価は分らないが、われわれの世代にとってもやはり澁澤龍彦はその名前の漢字とともにカッコよく輝いていた。全集の年譜より臨終までの半月ほどを引用して回向に換えたい。

《七月二十日、〈食道破れる〉(同前)。いっさい食事ができなくなり、高カロリーの点滴を開始。二十二日、新潮社の小島喜久江と伊藤貴和子。二十三日、小山、内藤(憲)。
 七月二十八日、堀内夫人が見舞いに来て、夫君・堀内誠一の咽頭癌が肺に転移し、虎ノ門病院に再入院することになったと伝える。この長年の友人は、おなじ病のため、澁澤龍彦の死の十二日後の八月十七日に死去する。
 七月三十日、『新編ビブリオテカ』の三冊目『唐草物語』(二十五日刊)ができ、鶴ヶ谷がとどけにくる。三十一日、矢川。
 八月一日、澁澤幸子が丸山ワクチンをもって見舞いにくる。石井。二日、出口。
 八月三日、頸動脈瘤ができ、一週間以内といわれる。〈でもとても元気で仕事したり本読んだりしている〉(龍子夫人のノート)。平凡社の岡、文藝春秋の加藤。
 八月四日、再々手術の予定があったが、延期されることになる。出口、種村。
 八月五日、午後三時三十五分、読書中、頸動脈が破裂して、死去。》

まだ六十に達していなかった。それにしても読書中の死去というのはいかにも似つかわしい。この後、車で亡骸は自宅に戻ったが、夜、稲妻とはげしい雷鳴があったという。

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by sumus2013 | 2016-08-05 20:59 | 古書日録 | Comments(0)
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