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三本松商店街『雲遊天下』124号(ビレッジプレス、二〇一六年五月二五日)が届いた。「特集・あの場所」に書かせてもらった。「三本松商店街」は郷里の隣町にあった小さな商店街だ。小学校を卒業するとき、そこの文房具店で究極の選択を迫られたことがある……とちょっと大げさだが、そんなことを書いた。詳しい目次は下記に。 雲遊天下124 特集◎あの場所 特集には岡崎氏も「関西で出ていた「ブラケット」という雑誌について」と題して『ブラケット』(創刊一九八七年)のことを書いている。そのなかに発起人である村岡眞澄さんの事務所のことが触れられていてなつかしかった(文中Mさんとなっているが、ここでは実名で紹介する)。天神橋筋商店街の外れ(天神さんより南だったような…)にある古いビルだった(後に移転)。その二階が村岡さんの本業である翻訳業の事務所なのだが、そこで雑誌の編集会議などをやっていた。みょうな階段のある建物だった。ステップを奥へ上がって行って逆向きに少し下がるみたいな。 小生は編集にはタッチしない泡沫同人だったけれども大阪へ出かけると用もないのにちょっと立ち寄って村岡さんの仕事の邪魔をした。ブラケットの会がその事務所で開かれたこともあり、そこでも岡崎氏は買ったばかりの古本(たぶん珍しい詩集だとか渋い文庫本だとか)を取り出してみんなに見せていたように思う。あれからほぼ三十年の時間が流れたとはとても信じられない。その後、村岡さんは大きな手術を受けたり出版に乗り出したりと大変な時期を迎えたようだが、その後も変わりなく昨年七月の「sumusトークライブ」にも元気な姿を見せてくださった。ぜひ「ブラケットの会」も開いてくださいと頼んでおいた。 連載では大川渉さんの「詰むや詰まざるや(三)」が個人的に大好きですぐにでも続きが読みたい。その他、連載陣も強化されますます目の話せない雑誌になってきた。
by sumus2013
| 2016-05-16 21:35
| 文筆=林哲夫
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